デール・カーネギー 話し方入門
デール・カーネギー 話し方入門
ようやく読み終えました。
アマゾンのコメントで、「日本語訳が良くない」とあったので原書で読んだのですが、とても時間がかかりました。
古い書物なので、古い単語もあちらこちらに。
cooperation が、coöperationと、二番目の「o」にウムラウトが付いていたり、todayがto-day となっていたり、最近は見かけない単語が(私が知らないだけかも知れませんが)ちらほら。
付録の「アクセント位置を正しく」のコーナーも、現在はアクセント位置が変わってしまっている者もあるような気がしました。
原書は12章の「Improving your diction」が良かったです。
外国語のアウトプットにおいて、「話せれば良い」というレベルを目指すと、書く英語も「話し言葉」の英語になってしまいます。
齋藤孝さんが「書くように話す」ことを目指すべきと、いま話題の漢検の新聞に書いていらっしゃいましたが、そもそも話すようにしか書けないのでは結局話し言葉のままでグルグル回っているだけです。
Improving your diction で、そこから一段上の、格調高い英語に到達するためのヒントが書かれているのですが、それを日本語に当てはめるとどうなるか、そもそも日本語でもそのようなことを重んじる(スピーチの上手下手を評価する)文化が根付いているのかどうかなどと考えてしまいました。
とりあえずいくつかを始めてみようと思います。
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そもそもこの本を読むこととしたのには訳があります。
以前紹介した、「さあ才能に目覚めよう」(勝間さん推薦)を読んで自分の才能発見テストを行い、さらにその続編の「Strengths Finder 2.0」を読んだところ、私は「先生に向いていいる。コミュニケーション能力をさらに伸ばすべき」とありました。
というわけで、デール・カーネギー話し方入門にたどり着いたわけです。
さらに、先週の月曜にはデール・カーネギーのお試しセミナーにも参加してきました。
http://www.dale-carnegie.co.jp/
無料のセミナーでしたが、終わる頃には「正規のコースは12週間15万3300円、本日申し込みなら10%引き」との話になります。
当然ですが。
「カーネギー」教室で「かもねぎー」とはならず、そのまま戻ってきましたが、価格的には妥当なレベルだと思います。
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