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趣味としての外国語学習

再びなんで英語やるの? (中津 燎子著) 文春文庫

再びなんで英語やるの? (中津 燎子著) 文春文庫

「再びなんで英語やるの? (中津 燎子著) 文春文庫」を読み終えました。

前作の「なんで英語やるの?」は大宅ノンフィクション賞も取ったから、今でも新刊で買えるのですが、こちら続編の方は、もっとトレーニングの内容に突っ込んだ物なので、一般受けしなかったのでしょう。古本でしか見つからない感じです。

見つけたら即ゲッとしましょう。アマゾン古本で購入しました。

「なんで英語やるの?」を出した後、あちらこちらから批判・非難がたくさん来たとのこと。「語学教育の専門でもない、ただの主婦が...」というもの。

時代は変わりました。私のような素人もいろいろ書かせていただいています。

内容は研修の実況中継が中心ですが、

・中間日本語(178ページ)という考え方の提示

これは、私をこの本に巡り会わせてくれた、「日本語が見えると英語も見える」に紹介されていたものです。

・「それは腹式呼吸ではなく、横隔膜呼吸ですね(233ページ)」

ここについては、追加の説明がなかったのですが、興味深いコメントでした。

それから、「もったいない」と言う発想。

語学の能力をある人がいるのにそれを活用していないのはもったいないから、先生をやってもらいましょう。ということ。

私もこの語学の力をみなさまのお役に立てないと。

それにしても最近ものすごく本を読んでいます。フランス語やらないといけないのに、逃げている感じ。