2007-07-29
■ [おまけ]004号 「外国語学習に成功する人、しない人」
学習者の間違いを分析することで、習得パターンが分かるというものです。
他方、「学習者は使いにくい表現を『回避』することがあります」として、誤用分析の限界を指摘します。
確かに、そのような傾向はあります。
しかし、誤用として収集されたモノがあるのであれば、それを分析するのは有効でしょう。
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独学の場合、訂正してくれる先生がいないとつらいものがあります。
和文英訳、和文●訳、などの問題集をやったとしても、模範解答以外の答が受け入れられるのかどうか、判断がつきません。
このような本は、日本人にありがちな誤りを提示していることから、「誤りはどこでしょう」と言われても見つけにくいです。自分の間違いではないのですが、確かに自分でも間違えそうな状況がたくさん収集されています。
英語らしい表現を獲得するには、すなわち、英語らしくない表現を見た時に気がつく/違和感を感じるためには、一つには正しい表現にたくさん触れるということが必要なのですが、やはり、誤用例から学ぶ必要があるでしょう。
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