2007-08-08
■ [ご連絡]メルマガ006号 アップしました。
「ピーター流外国語習得術」の中で、外国語で独り言、考え事をするという話がありました。(120ページ)
実際に、独り言は容易にできるのですが、外国語で考え事というのはうまく行きません。
それは、外国語に問題があるのではなく、言葉を使って考え事をするというところに問題があるのではないかと考えています。
- 言葉を使って考え事をすると、どうしても考えが直列的になってしまい、平行して幾つものことを考えるということが出来ません。
マインドマップの例にあるように、考えはどんどんあちらこちらのあらゆる方向に飛び火していくわけです。
それが言葉にした瞬間、ある瞬間にはある一つの言葉しか出てこないわけです。
これは「考える」という行為と相容れないものだと思います。
- また、言葉を使って考えるということは、言葉のないものについては考えられないということになり、そうなると世の中には新しいものは何も生まれてこない/思いつかないということになります。
これも「考える」ということと合わない気がします。
- 結局のところ、「考える」という行為は「言葉」を離れたところでモヤモヤした雲の中で考えているのではないでしょうか。
頭の中で「日本語」を使って「考える」ということも、うまく行かないのに気づくでしょう。
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