語楽カフェ

趣味としての外国語学習

リンさんの話 (第一話)

リンさんの話 (第一話)

 

先週、とある会でお会いしたリンさんは、上海出身の可愛い方だということは別にして、とても日本語がお上手でした。

 

中国人の日本語は「私、ラーメン好きあるよ」的な、助詞を省略した言い方であったり、音に特徴があったりするのですが、かなり日本語に近い発音でしっかりと話をしていらっしゃいました。

 

アグネスチャンさんの日本語が一向に上手くならないという批判が時々聞こえてくるものの、自分の外国語の発音の上達の無さを棚に上げてと言われそうですし、そもそもあの話し方をセールスポイントとしているのかも知れません。

 

それは全国区で活躍しながら引き続き関西弁で通す吉本の芸人さんだったり、アメリカに渡ってもきっと一生巻き舌にはならないベッカムだったりと同じことです。

 

発音/訛りが文化であり、アイデンティティーになっているわけです。

コミュニケーションに支障が出ない限りは、それらを積極的に変えようとする理由もモチベーションもないですね。

 

私の地元の福井弁は方言がきつすぎて通じないので、標準語を話しましょう。

以前、選抜高校野球への出場が決まった地元高校球児のインタビューがNHKの全国ニュースで流れたときに、字幕が付きました。

高校生ですよ!!

 

ひょっとしたら方言のきつい福井の高校生と、青森の高校生が話をするときは、標準語日本語ではなく英語の方が通じるというケースもあるかも知れません。

 

つづく

 

 

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