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趣味としての外国語学習

人はなぜ英会話学校に通うのか

人はなぜ英会話学校に通うのか

 

世の中の多くの英語学習法の本が、ネイティブ講師の英会話のクラスが役に立つのは、極めて限定的な人で、それ以外の多くの人にとっては独学や日本人講師が相応しいとしています。

 

それにも関わらず相変わらず英会話学校に通う人が多いのはどうしてでしょうか。

 

その誤解が解けるときが、NOVAの無くなる日だと思っていたのですが、NOVAが無くなっても状況は変わっていないようです。

 

鈴木孝夫氏的には、日本人に特有の外国語/外国人に対する憧れから、その言葉を使い、その外国人と話をしている自分に酔うということを目的としている人も多いのではないかとこれまでも書いてきましたが、それ以外にも理由があるのではないかと思い始めました。

 

1.測定可能である

インプット(読む/聞く)能力は測定が難しいです。

確かに「以前より聞き取れるようになった」とか「洋書が楽に読めるようになった」とかいう本人の感覚はあるのでしょうが、感覚的なもので自信が持てず、いわんや外部からは全く評価されません。

 

英語の試験でも結局は書かせて/話させて評価するわけです。

 

ということでアウトプット(書く/話す)なのですが、書く場合はそれはそれで評価が難しく、むしろ「話す」において、「外国人と話をして通じた」という事実が分かりやすい判断基準になります。

2.満足感が大きい

上に書いたように、自己陶酔的側面と、結果が分かりやすいと言うことで、他に比べて満足感が大きいのではないかと思います。

洋書を30分読んだというのと、外国人と30分話をしたというのと比べる場合でも、洋書を読んだ場合に読み間違いをしているという不安も残っているかも知れません。

 

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