ELEC講演会

ELEC(財団法人英語教育協議会)主催の、「2007年度ELEC賞受賞式・特別講演会」に参加してきました。

「エレックさん」と言えば、ナショナルの電子レンジですが、こちらは英語教員向けの英語研修を行う学校です。

前半のELEC賞では、高校の先生がＡ部門、Ｂ部門で表彰を受けていらっしゃいました。

大学、大学院での研究や、中学・高校での実践の場で新しい教授法、学習法などが研究され試されているのですが、その成果が、もはや学生ではない我々一般外国語(独学)学習者にフィードバックされる道筋があると良いですね。

(そう思って、日本通訳学会に参加させていただき、或いは今回のような催しに顔を出したりしているわけです)

後半はサイマルの小松達也さんの講演会でした。

「シャドーイングやサイトトランスレーションなどの通訳訓練が学校英語教育で用いられているが、SLA(第二言語習得)においては効果がないことはかなり前から言われている。有効性について検討が必要」

など、興味深い話がありました。

集まった人の多くが英語教育関係者という中で、私と同業のＨさんはやや場違いな感じでした。

講演の後に質問もさせていただき、また懇親会でも小松さんや他の参加者の方とお話しさせていただき、有意義な会でした。

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