長野二日目 (26日木曜日)
長野二日目 (26日木曜日)
朝のニュースで、「燃料費の値上がりで今年の夏は海外旅行客は落ち込むでしょう」と言っていました。
最近私も落ち込んでいます。
さて、昨日に続いて善光寺へ。
山門が約40年ぶりに一般公開されているということで、上ってみました。
http://www.zenkoji.jp/sanmon_haikan/index.html
上って驚いたのは、壁の落書きの多さでしょうか。
今週はフィレンツェの文化遺産に落書きをした日本人旅行者のニュースが出ていましたが、昔の日本人が寺社に落書き(ここでは日付、住所、氏名であり、ハートマークや相合い傘ではないのですが)をしていたのは、それなりの理由があったのでしょう。
千社札と呼ばれるものも、同じ種類でしょうか。
明治や大正の年号もありましたが、実家のある福井の住所がいくつか目につきました。(越前国福井縣と書かれていました)
山門の後、近くのトイレに行きました。
大の部屋が二つあり、「洋式」「和式」と書かれていました。
普段は気にしないのですが、外国人観光客もたくさんいらっしゃったので、果たしてアフリカの人やアジアの人は「洋式」「和式」のどちらを選ぶのかと気になってしまいました。
世界の便器が、洋式と和式の二種類に分かれていると言うことではないでしょう。
さらに興味深かったのは、和式の方が、Japanese Style ではなく、Japanise Styleと書かれていたことです。
これをJapanese の書き間違いとではなく、Japanised の書き間違いとしてとらえたらどうでしょう。
(Japanize(日本風にする)のイギリス英語綴り)
洋式トイレを日本式に改良したものという意味になります。
狙いがどこにあったのか興味深いです。
ここですべてがつながります。
- JR東日本の、吉永小百合さんの「大人の休日倶楽部」善光寺編のコマーシャル http://www.jreast.co.jp/otona/tvcm/zenkoji.html
- 善光寺の脇の東山魁夷館
- 東山魁夷の「白い馬のいる風景」
- シャープのアクオスのCM 東山魁夷編 http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv138.html
- そこに登場する吉永小百合さん
恐るべし。
美術館にきていたおばさんグループが口にした「ハイカラ」という言葉から、「ひょっとしたら語源は High Collar (高い襟)ではないか」と思い立った。
あたりでした。
夕方は松代(まつしろ)までバスに乗ってご飯を食べに行ったら、お目当ての店がお休みで、頭がまっしろになりました。
気を取り直して長野に戻り、「The Fujiya Gohonjin」で夕食。
http://www.thefujiyagohonjin.com/
雰囲気良し、味良し、価格良し。
最高です。
(追加)
ちなみに、松代には、祝神社という神社がありました。
「ほおり神社」と読むようですが、Holy (神聖な)につながっていて素敵です。(英語の説明に Hori とあったのは残念)
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