読むときに音を介さずに理解する
読むときに音を介さずに理解する
メンタルレキシコンで面白かったのは、文字を見て、音声を介さずに意味を理解する道筋があるということでした。
(メルマガ46号から切り貼り)
第六章「語の意味表象へのアクセス」で提示される「二重アクセスモデル」においては、文字から音韻表象を経て意味表象につながるルートと、文字から直接意味表象につながるルートの二つが描かれています。
読書の際に黙読であっても脳内音読するケースがありますが、このモデルによれば音声化する必要は必ずしもなく、文字から直接意味につながるケースがあると言うことです。
(ここまで)
読むスピードが脳内音読のスピードをなかなか超えられないという私の現状を打破するヒントになりそうです。
外国語よりも日本語の方が早く読めるというのは、母語だと言うことももちろんあるでしょうが、漢字の助けで、音に直さなくても、あるいは音がわからなくても、意味が取れるということによるのでしょう。
結果として斜め読みもやりやすいということではないでしょうか。
外国語で斜め読みができないのは、
・単語から意味が飛び込んでこない -> 接辞についての知識を増やすことで克服できるかも
・見知らぬ単語も音にしてみようとしてしまう -> こだわりを捨てる
ということで徐々に修正できるかもしれません。
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