ロレアル
ロレアル
久々に自転車通勤しました。
通りかかった美容院に、「L'Oréal」という看板があるのが目にとまりました。
日本では「ロレアル」という名で知られている化粧品メーカーですが、よく見ると定冠詞「L'」がついた、「Oréal」(オレアル)という社名だと言うことを初めて意識しました。(何度も目にしていたにもかかわらず)
この定冠詞に対する感覚も、先日書いた男性/女性/(中性)への感覚と同様に重要なものでしょう。
ラピスラズリという宝石/色の種類があります。瑠璃色だそうです。
英語で lapis lazuli イタリア語で lapislazzuli。
lazzuli の部分はもともとアラビア語だったらしいですが、最初の「L」の音が定冠詞だと誤認され脱落し、残った azzuli がやがてイタリア語の azzurro/azzurri (青)になったとのことです。
話を戻しましょう。
ひょっとして、Oréal も、フランス語話者が Montréal (モントリオール)と聞くときに、「王の山(mont + real)」を想うように、「王の水(eau+real)」を想うのだろうか、それを狙ったネーミングだろうかなどと考えが広がっていきました。
ネットで調べると、元々は毛染め製品で、商品名をAuréoleとしていたことに由来するとのこと。
ちょっと外しました。
参考にしたページはこちら。
http://www.historyofbranding.com/loreal.html
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