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趣味としての外国語学習

さよなら英文法! (その1)

さよなら英文法! (その1)

 

多読の酒井先生の「さよなら英文法! 多読が育てる英語力」を少し前に読んだのですが、いろいろ考えるところがありました。

 

酒井先生の「こども式」のサイトに掲示板があったので、そこに感想を書き、意見交換をさせていただきました。

http://tadoku.org/kb/kb7.cgi?b=sakai-books&c=t&id=93

 

詳細は掲示板の方を見ていただきたいのですが、酒井先生の主張が「英語の専門家であっても、学校英語・日本英語に毒されているので、英語の理解が不十分である。それは日本語訳が不自然であることから分かる」と言うのに対し、私は「訳文が不自然な場合、英語の理解が不十分な場合もあれば、翻訳能力が不十分な場合もあれば、その組み合わせもあるので、訳文が不自然であったとしても、それが英語の理解力の不十分さを当然には意味しない」と考えました。

 

掲示板に書いた例で言うと

 

(ここから例示)

電器屋に行ったら、東芝のテレビが置いてあって、そこに流れていたのはシャープのテレビのコマーシャル。

東芝のテレビに映し出されるシャープのテレビの画面。

その画像が乱れている時に、

寅: シャープ(英文理解)の画像に問題があるのか、東芝(翻訳)の画像に問題があるのか分からない。

酒井先生:シャープの画像に問題がある

と判断しているのではないかと思います。

映っていた画像がきれいな時に限って、両方の画像に問題がないと判断されるものの、それ以外のケースでは、どちらの画像に問題があるかわからないということではないかと思います。

(ここまで)

 

他にも書きたいことがいろいろあるので、続きはこちらで書くこととします。

 

 

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