語楽カフェ

趣味としての外国語学習

(勝間化計画)本を読む本

 
良い本でした。
「1940年に米国で刊行されて以来、世界各国で翻訳され読みつがれてきた」というだけのことはあります。
 
最近流行の「レバレッジ・リーディング」やその他の読書法の本が霞んでどこかに飛んでいってしまいました。
 
読書は受動的な活動ではなく、積極的なものである。
 
読書には、「娯楽のための読書」「情報を得るための読書」「理解を深めるための読書」があり、本書では、「情報を得るための読書」「理解を深めるための読書」を取り上げます。
他方、世の中の99%までの本は、「娯楽のための読書」「情報を得るための読書」だとしています。
 
読書のレベルを「初級読書」「点検読書」「分析読書」「シントピカル読書」に分けて説明しています。
 
最近、冊数を増やそうと努力しているわけですが、やはりその中の多くが「点検読書」で足りるような「情報を得るための読書」(および、「娯楽のための読書」)だという感じがあります。
 
「分析読書」に足りる本と出会うことが重要だということですが、それをどこで見つけるかが課題です。
 
本書の内容も一回読み終えて「ああ、そうだなぁ」と納得するわけですが、それを実際に用いて読書できるようになるための訓練をどうするのか。(この種のものがあるのかどうか分かりませんが)読書教室に通うのか、本書を何度も何度も、折を見て読み返すのか。
 
何ごともそうですが、自分のものにするまでやるということが必要です。