語楽カフェ

趣味としての外国語学習

時代は国際会計基準(IFRS)らしい その2

 
昨日の記事で、Abitus がやっているICAEWのCertificateのことを書きました。
 
その評価はどんなものだろうかと考えると、以下の記事などは参考になります。
http://batic.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-7851.html
 
もちろん、BATICを勧めている人の記事ですから、バイアスがあると思いますが、評価としては正しいです。
「自分で直接申し込んで独学すれば安く上がるのに、わざわざ高いお金を出して学校に通うなんて」というのは最初思いましたが、人によっては
IFRSについては学びたいが、英語である必要は無い
・学校に通わないとだらけてしまう。独学は苦手だ
ということもあるでしょうから、それ自体に問題があるわけではありません。
 
別のブログで、語学試験のことを何度か書いていますが、大切なのは自分の目指しているものとテストが評価するものの方向が合っていれば、それを目的に勉強するのはモチベーションも上がるし有効な手段だと思います。
 
TOEICの点数が高くても英語が話せないという話を良く聞きますが、TOEICはインプットの能力を測定するものであり、アウトプットは測定しようとしていないと理解するならば、そもそもそのようなコメントは出ないはずです。
 
「英語の能力とTOEICの能力は違う」とはっきりうたって「TOEIC(R)テスト スコアアップ指導者養成講座」を宣伝していたEnglish Journal のアルクは、(私のブログ記事で指摘したことの影響かどうかわかりませんが)最近の募集ではそのような記載はなくなりました。
 
まあ、それはそれとして。
 
大切なのは、自分が必要としている知識は何か。それを得るにはどうしたら良いか。
その能力獲得の達成度を測ってくれる試験はあるかどうか。ということをしっかり考えることでしょう。
 
例えば、英語の試験であれば、「『th』の発音試験」というのがあっても良いと思います。
それだけで就職口が増えるわけではありませんが、それに向けて練習し、発音できるようになるのであれば、英語らしい発音を目指す人にとっては意味のある試験なのです。
 
私も日本に戻ってきてから、日本の会計の勉強のために、簿記一級の商業簿記だけ勉強して受験したこともありました。