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趣味としての外国語学習

時代は国際会計基準(IFRS)らしい その3

 
アビタスの講座では、おそらく日本語でIFRSを学ぶのでしょうが、気になることがいくつか。
 
もちろん実際の試験は英語だけど大丈夫かしらというようなこともあるのですが、IFRSは、英語が正であるということです。
翻訳はIASBのお墨付きがないと正と認められないということです。
 
日本に導入されるまでに、日本語訳が正とされていることを望みます。
 
一方の監査基準はどうなるかという疑問もあります。(私が知らないだけかも)
EUでは、上場企業にIFRSの採用が義務づけられましたが、同時に監査も国際監査基準で行われることが義務づけられました。
 
会計の現場で監査基準もにらみながら作業している状況ですから、国際監査基準もどこかで学ぶ必要があるでしょうね。
 
 
また、国際会計基準は連結ベースでのみ適用されますので、おそらく、(日本であれ米国であれ)上場会社の連結財務諸表はIFRS、それ以外は国内基準ということになるのではないでしょうか。
欧州もそのようにして始まりました。
 
もちろん、非上場企業にIFRSを採用するオプションを認めていた英国の例もありますが、世間で言われているほどニーズがあるのかどうかはやや疑問です。