語楽カフェ

趣味としての外国語学習

「外国語学習の科学」(その2)

「外国語学習の科学」(その2)

 

たまには二日続けて外国語の話も書かないと。。。

 

カナダでの研究の話

 

バイリンガルの老人の方が、モノリンガルの老人に比べて、認知症の発症が平均で四年遅れる、という発見をしました。しかも発症後の進行も特に早くない、ということです。これは、高学歴の人の認知症の発症は遅いが、ひとたび発症したら進行が早く、高学歴でないひとに五年後には追いついてしまうという現象と比べると興味深いものです」(50ページ)

 

とありました。

 

県別の平均寿命で上位にランクされる(例えば私の生まれ育った福井などの)県は、方言がきつくて、普段の生活が標準語とのバイリンガルを強いられていることによるのではと一瞬思ったのですが、これは認知症の話でした。

 

ボケ防止に外国語をやるというのは根拠のある話だったのかも知れません。ただし「この研究でのバイリンガルの基準は、『少なくとも大人になってからはずっと二つの言語を日常的に使っていた人』というもの」(50ページ)ということですので、私もさらに外国語の使用頻度を上げようと心に誓った一日でありました。

 

 

 

一日一回クリッククリック 

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習者へランキング急下降中。