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それはそれとして。

ずっと探していた、私の初回のTOEICの成績表が見つかりました。

妻Rの実家の押し入れから出てきました。

 

1984年5月。第14回とあります。870点

 

大学三年の当時は、大学入試の勉強のストックはまだ衰えていなかった頃と思います。

 

2回目が海外駐在を終えて帰国した後の 2002年の990点。

 

もちろん海外駐在で伸びた部分は大きいのですが、870->990点ほどには大きくないのではないかと思っています。

 

TOEICのサイトを見ると、試験は1979年に始まっているようですが、私の受けた1984年の受験者数は、公開テスト14千、IPテスト42千の、計56千人。

2007年には、711千、924千の1,635千人となっています。

 

試験の開始初期は試験の評価も固まっていませんから、受験するのは英語オタク、その中でも試験オタクが多く、平均点が高かったのではないかと推測されます。

870点の当時の私が今のTOEICを受けると、もっと高い点数が出るのではないかと思っています。

 

特に試験内容見直しの後は、海外在住経験等で差が付くような問題が減った気がしましたので、尚のことそうではないかと思います。

 

ここで「海外在住経験等で差が付くような問題」とは、例えば「文法的にはどちらも正しいのだけれども、語呂が悪いのでこちらは使わない」とか「文法的にはどちらも正しいのだけれど、(なぜか)そのようには言わない」などと言う、大量の生きた英語に触れていないと分からないような問題のことです。

 

TOEICになったので受けてみたら 985点だったのですが、試験中にずっと感じていたのは「つまらない試験だ。もう受けたくない」ということばかりでした。

上に挙げたような設問が無くなったと感じていました。

 

会社の同じチームのUさんも最近950点を叩き出しましたし、うかうかしていられないのですが、そもそも偏差値方式の評価にあっては、偏差値カーブの右端の方では差が付きにくく、900点台の人の能力を測定するには向いていない試験だと思います。

 

SuperToeicみたいな試験が出てくると良いかも知れません。

TOEIC900点以上の答案だけを母集団として採点して、再度偏差値方式で表示するとか。

そうすると、TOEIC900点でも、SuperToeic 10点とか。同じTOEIC990点でも、SuperToeic は700点から990点くらいにばらつくとか。

 

とは言いつつ、インプット能力測定の試験であることには変わりないので、そこを補う試験がポピュラーになると良いですね。

 

日本人はインプットは得意だがアウトプットは苦手だと良く言われます。

インプットも得意ではないという議論は置いておくと、アウトプットの試験が無いことでアウトプット能力が上がってこない部分もあると思います。

インプットの試験と異なり、試験の実施・採点が大変だということなのでしょうが、何とかならないものですかね。

 

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