ポストどこにある? ポストここにある。
ポストどこにある? ポストここにある。
今日は日本通訳翻訳学会の第25回例会に参加してきました。
http://a-mizuno.blog.so-net.ne.jp/2009-03-23
第1部は津田塾大学の早川敦子教授による「翻訳が拓く新たな世紀―ポストコロニアルの地平」でした。
ポストコロニアル?ポストどこにある?ポストここにある。状態で全く予習無しに参加したのですが、やはり消化不良に終わってしまいました。
翻訳理論も発展しているということですので、自分の翻訳に対する立ち位置を明らかにしないと、訳文の評価も固まらないということでしょうか。
こども式多読の酒井先生から、「訳文の巧拙から原文理解の程度が推量可能か」について意見交換をしようとお誘いいただいていますが、そもそもの訳文の巧拙の基準が固まらないと先に進みません。
まずは鳥飼先生訳の「翻訳学入門」でも読むかという気になりました。(5/23発売とありますが、新宿のジュンク堂には5/6には並んでいました)
第2部はNHKの国際放送のアナウンサーの花田恵吉さんによる、「「棒読み」からの脱却 ―英語アナウンス指導の事例から―」
これは面白かったです。
音の連結の練習として、Not at all. と言う場合、アメリカ英語では「奈良ロール」。イギリス英語では「野田亨(のだとおる)」と言ってみるというのが良かったです。(オリジナルはハイディ矢野の体験的イライラ英語―驚異のアメリカン発音メソッド (1979年)とのこと)
いろいろヒントをいただきましたので、こっそり使わせていただきます。
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