L'OCCITANE の女、L'OREAL の女
L'OCCITANE の女、L'OREAL の女
L'OCCITANE (ロクシタン)という化粧品メーカーがあります。
妻Rも愛用しているので、私も何度かお店に入ったことがあります。
職場にもロクシタン愛用の女性がいて、彼女の通った後の良い香りにうっとりするのでありました。
ところでL'OCCITANE はフランスが元なので、発音はロクシタンなのですが、イタリア語の影響の強い私はついつい「ロッチターネ」と読んでしまいます。
「L'」は定冠詞ですから、冠詞を除くと「オクシタン」。イタリア語だと「オッチターネ」となって受験生には不吉な名前です。
それでも(<-この「それでも」の使い方はおかしい)私がL'OCCITANEというブランド(のイタリア語読み)に惹かれるのは、occitane -> eccitante を想起するからです。
別にフランス語でも occitane -> excitant で良いのですが、自分の中では eccitante のパワーが強いのです。(意味不明)
eccitante とは eccitare という動詞の現在分詞が形容詞として使われるものですが、「刺激的な、興奮させる」の意味です。
英語では同源では exciting となるのでしょうが、excite より arouse が近いでしょう。
そのeccitanteな匂いでムラムラして(むかむかではなく)L'OCCITANE の女性に迫ろうとするあなたは、あと一歩が踏み出せません。
そんなあなたに、彼女は優しく
「臆したン ?(おくしたん)」
と聞くのです。
意気地無しのボクちゃんたちにはたまりません。
また、イタリア語の eccitante(エッチタンテ)という発音から、エッチな探偵を想う人もいるでしょう。
あるいは、「エッチ+タンテ(『たくさん』を表すtantoの女性形複数)」と分解し、たくさんのエッチを想う人もいるでしょう。
しかしながら、エッチが女性形複数となるためには単数形はecce、あるいは eccio でしょうか。(そんな単語はありません。語形変化のルールからするとそんな形になるはずということ)
それとも、アモーレの国イタリア語のエッチなので常に複数形なのでしょうか。
(言語/文化によって複数形と単数形と取り扱いが異なるかも)
それはそれとして、L'OREALはどうなったという声が聞こえてきそうです。
まあ、それについては過去記事「ロレアル」を読んでいただくとして
http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/20080720/1216681249
要は、定冠詞が付いたまま日本語に取り込まれていることで冠詞を外した呼び名が意識されていないということが言いたかったのでした。
関連では「エレベーターで前に立った女性の首に息を吹きかけるのは反則です」と言う記事がお薦めです。
女性のシャンプーの香にクラリとする男性が多いと言うことで。
http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/20080824/1219538060
個人的には TSUBAKIのコマーシャルに出てくる、髪を揺らしながらモンローウォークで歩くモデルさん/女優さんが魅力的ですが、職場の近くではあんな歩き方は見かけませんし、いたとしたらかなり異様だと思います。
奇抜なTSUBAKI(きばつなつばき)
他にも書きたいことがあったような。。
「もうろくしたン ?」
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