日本通訳翻訳学会 年次大会2日目 (4)
日本通訳翻訳学会 年次大会2日目 (4)
午後の最初のセッションは「シンポジウム:日本における翻訳研究の課題と展望」に出ました。
難しい話は良く分かりませんでしたが、機械翻訳がかなり進歩しているという発表は刺激的でした。Google Translator Toolkit など、調べてみようと思います。
こんな記事もありました。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/10/008/index.html
ちょっと古いですが、「EU、22言語の翻訳リソースを開発者に無償公開」という記事を発見しました。
元の記事はこちらのようです。
http://cordis.europa.eu/fetch?CALLER=EN_NEWS&ACTION=D&SESSION=&RCN=29021
このような翻訳されたファイルを元に翻訳メモリーが充実していくと、機械翻訳もますます精度が上がるでしょう。
クラウド(wisdom of crowds) と クラウド(cloud computing) の融合というところでしょうか。
高速バスの時間の都合で最後のセッションはパスしましたので、私の最後の参加セッションは「翻訳者の内的世界における再構築としての翻訳」でした。
村上春樹の「海辺のカフカ」を中国の翻訳者と台湾の翻訳者が訳していて、その違いについての研究でした。
質問にもありましたが、変数以外の条件を揃えるというのが難しいと感じました。
両者の日本語読解能力はどうか、両者の中国語での表現能力はどうか。
これらが同じであることをいかに担保し、結果にノイズが混ざらないようにするか。難しいですね。
ということで、そそくさと駅に向かい、栄のバスターミナルから高速バスで東京に戻ったのですが、昼間のバスなので渋滞に巻き込まれかなりヘロヘロになりました。新幹線にすれば良かった。
(名古屋で時間がなかったこともあり)途中のサービスエリアで妻Rにおみやげを買って帰りましたが、山梨の信玄餅だったり、長野のおそばだったり、どこに行ったのか分からないおみやげとなりました。
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