英語を習得するのには頭が良くなければならないのか
英語を習得するのには頭が良くなければならないのか
などと大きなタイトルにしてしまいました。
毎日メールでいろんな広告が届くわけですが、その中にフォレスト出版から来たものがありました。
(引用開始)
英検4級すら持っていなかった…。
英語とは全く無縁の人生だった…。
偏差値40、元登校拒否、無職で元・落ちこぼれの人間が「ある方法」に出会い、英検1級を短期取得し“ネイティブスピーカー”へ!
その秘密とは?!
(ここまで)
藤永丈司さんの書籍と「7日間でネイティブ脳を作る「超速」英語
育成プログラム」という学習教材の宣伝でした。
書籍はこちら
以前駅前留学 NOVAがまだ元気だった頃は、「アメリカでは金持ちもそうでない人も、大人も子どもも、頭の良い人もそれほどでもないひともみんな英語をしゃべっている」的なうたい文句で「だから誰でも英語ができるようになるよ」と勧誘していたわけですが、上で「偏差値40でも...英検一級」と書いているのは、「英語学習は基本的には頭がよい人でないと成功しないが、このやり方ならそうでないひとでも成功するよ」と言っていることになります。
どちらが本当なのでしょう。
アメリカにいる人がみんな英語をしゃべっているというのは、母語習得の話ですから、第二言語習得や外国語習得とは違います。
外国語習得については臨界期は存在しない(誰も自然には身につかないという意味で)と思っているので、その意味では学習能力の高い人が英語も身につきやすいと言えるのではないかと思っています。
中でも重要なのは続ける力ですけれど。
それはそれとして、この藤永さん。上智大学比較文化学部比較文化学科卒とありますので、高校の途中では偏差値40だったかも知れませんが、入試までに偏差値上げたとか、英語はめちゃめちゃできた人なのでは?
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