最近のtrick or treat (2012/2)
最近のtrick or treat (2012/2)
- 子どもは感情表現が豊かだから好きだ。「Kid I like (喜怒哀楽)」2月27日
- 東京マラソンで川内選手(ゼッケン 11)が給水に失敗したのはペースメーカーのお兄さんが飲んじゃったからじゃないのかなあ。ゲブレシラシエ(ゼッケン 1)と同じテーブルから取っていたけど。2月24日
- 我が家の古いスキャナーのOCR(文字認識機能)は、カタカナの『レ』を全てひらがなの『し』と認識してしまうレガシーシステムであると言う話を先日書いたのですが、よく見たらカタカナの「リ」が「ル」に誤認識されていました。早速知人の弁護士に連絡して、「リがルチェック」をお願いしました。2月24日
- 日本株 来週の注目銘柄 飯野海運(9119) 初々しいカップルにオススメ 彼「いいのかい?」 彼女「うん…」2月23日
- 我が家の古いスキャナーのOCR(文字認識機能)は、カタカナの『レ』を全てひらがなの『し』と認識してしまう。 レガシーシステムである。2月23日
- 「業務への多面的な取り組み」を目標に掲げていても、どこと無く覚めて第三者的なアプローチになってしまうのは、『他们的』な取り組みに なっているのだろう。2月23日
- 「聞き流すだけで英語ができるようになる」というような教材を私が信じないのは、それが本当ならノーベル賞もので、世界中の学校であっという間に採用されるだろうからである。現実にはそうなっていない。2月22日
- 「今日、東大はその役目を終える」とオーストラリア人が言った時に、果たして聞き取れるだろうか。「Today, Todai is to die.」(トゥダイ、トゥダイ イズ トゥダイ)2月22日
- 妻Rが「天皇家にも思春期はあるのか?」と聞いてきたのは、実は「反抗期」と言いたかったらしいのだが、寒い日が続いて春を思うこの時期を「思春期」と呼んでも良いだろう。 快春天了。もうすぐ春です。2月22日
- 例文にカタカナで発音が付記されている時点でこの参考書は❌(バツ)である。初学者こそ発音をしっかりしないといけないのに。そんな参考書を買った私がいけないのだがブックオフで買ったので許してくれ。「ゼロからスタート中国語(文法応用編)」750円にて購入2月21日
- 文法教育をやらなくなって、文科省検定文法教科書がなくなって、その結果、英文法の良い参考書がなくなってきているとのこと。試験対策のためだけの参考書ばかりになって来ているらしい。文法書の通読、私には役立ったけどなあ。2月21日
- ブックオフで買った参考書を使っている時点で私の中国語へのコミットメントの弱さは明らかである。2月20日
- スパイが息を潜めて気配を消すときに使う筋肉を「消息筋」と呼ぶらしいことを、消息筋から聞きました。2月20日
- 洋服ダンスと言っても、洋服が踊るわけではない。 デカダンスと言っても、刑事が踊るわけではない。 アフォーダンスと言っても、アフォが踊るわけではない。2月20日
- 企業が求める英語のコミュニケーション能力を上げる為に文法教育を止めた結果、学生や社会人が、企業の求めるTOEICの点数を上げる為に「TOEICの英文法」みたいな本を読んで勉強しているのは不思議。企業の求める英語力がそもそもTOEICで測定できるかどうかは別にして。2月19日
- 下仁田ネギさん says "『しもにた』なんだよ。『しもねた』じゃないんだよ" 2月18日
- レディー・カガ(@ladykaga_jp)を最近知ったのですが、「カガ」はイタリア語では caga と書いて、動詞 cagare の三人称単数形。cagare はcacareが訛ったもので「ウンコする」という意味なので「レディー・カガ」は「ご婦人がウンコする」の意味になります 2月18日
- 吉野家の原価計算って、どんぶり勘定なんですか? 2月17日
- 「逆さ(さかさ)」を逆さに読んでも「さかさ」だというのは、それがまさしく彼の存在意義だから驚かないのだけれど、「奇跡(きせき)」を逆さに読んでも「きせき」だというのは、それはもう奇跡としか言いようが無い。 2月9日
- ディズニーシーで溺れたミニーにミッキーが人工呼吸(マウストゥマウス) 2月9日
- チーかま。 チーズかまぼこの略。或いはオカマバーのチーママ。 2月9日
- 今日の赤坂。 反対から読んでも「AKASAKA」 2月8日
- 先週の回文。 スーパーのワイン売り場に、赤玉スイートワインがありました。 「あかだままだかぁ !?」 ところがさらに 「akadamamadaka 」 素晴らしい。 2月7日
- 「ネガとポジ」を使って短文を作りなさい。 「彼は根がトッポ・ジージョなんだよね」 2月6日
- 「掰掰」 ハンカチと書いてあるのかと思ったがどうもそうでは無い。 台湾のビデオを見ていて、中国語字幕に出てきたのだが、音声は「バイバイ」と言っていたので、「バイバイ」の意味だろう。 よく見ると、「手」と「手」の間に「分」がるので、握り合っていた手を離す時が来たというところか。2月5日
- 原子力安全•保安院が原発推進派であることは、中国ではずっと前から知られていたことだった。 中国語で「歓迎」は「欢迎(ホァンイン)」2月1日
- 自分の周囲におぞましい状況が無いと言うことは望ましいことだ。 There is 「no ozomashii(のぉぉぞましい/ 望ましい)」situation around me. 2月1日
今月読んだ本 (2012/2)
今月読んだ本 (2012/2)
今年の目標 134冊
(2/3) "動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)"
(2/5) "マニャーナの法則 明日できることを今日やるな"
(2/8) "ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを (ハヤカワ文庫 SF 464)"
(2/11) "見仏記 (角川文庫)"
(2/14) "オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1))"
(2/15) "人生を無理なく変えていく「シフト」の法則 (ハヤカワ新書juice)"
(2/16) "脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方"
(2/26) "医者よ、信念はいらない まず命を救え!―アフガニスタンで「井戸を掘る」医者・中村哲"
(2/28) "制服少女たちの選択―After 10 Years (朝日文庫)"
1500ページの本が届いた
- 作者: 新日本有限責任監査法人,河野明史,腰原茂弘,田邉朋子
- 出版社/メーカー: 清文社
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: 単行本
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もう少し安くなったら買おうと思っていたらあっという間に無くなってしまっていました。
たまたま先日7,896円で出ていたので購入。
本当は3月に出るIFRSの英語版基準書にしようかとも思ったのですが、基準自体はネットでも見れるので、今回はこちらにしました。
著者の一人の河野さんはロンドン時代に一緒でした。
一年くらいで読み切りたいところですが、とりあえずは通読と言うよりは会社の自席に置いて参照するということで。
最近のtrick or treat (2012/1)
最近のtrick or treat (2012/1)
- 心頭滅却して火もまた涼しくなったのだが冬が辛い 1月30日
- 今朝の産経新聞一面トップ見出し 「核心的利益損なう」 1月29日
- 新丸ビル地下一階の「日本の御馳走 えん」でおにぎりを買って、好きな人と食べると結ばれるというキャンペーンはどうだろう。 「えんむすび」 1月29日
- 「老いさらばえる」とは.. 「老人が亡くなって相続が発生すること (老い去らば得る)」ではないと思う。1月27日
- 今一番話題になっている女性タレントは誰ですか。回文で教えてください。「今だと、里田まい」1月27日
- 中学•高校の英語の教科書をマスターすれば英語はできる。そう言う人がいてそう言う本もたくさん出版されている。20年前はそうだったかもしれない。今は文法を教えないらしいから、できるようにはならないのではないか? 1月26日
- 今日の大人の回文 「身も心も、モロ、ここ揉み(みもこころももろここもみ)」 1月26日
- 今日の社食のメニューに「ドミカツライス」がありました。 前回は「デミカツライス」だったような。 フランス語のdemi-glas(デミグラ)ソースの短縮形と思われますが、毎回カツが半分しか入っていないので、短縮形では無くて本当にdemi(半分の)カツライスなのかも知れません。1月26日
- 韓国の格闘技は、テコンドーですか、テコンドウですか? 今日の回文 「うどん粉 手に テコンドウ」 (うどんこてにてこんどう) おまけ 「セクハラは癖」(せくはらはくせ) 癖だったとしても許されることではございません。 1月26日
- 昨年は、ネットのクーポンで安く売られた御節(おせち)料理の中身が酷かったという事件がありましたね。世知辛い(せちがらい)世の中になったものです。 「節が lie」(せちがらい おせちが嘘をつく)1月25日
- お役所仕事が杓子定規だというのは仕方ないとして、杓子であれ定規であれ、もう少し長くすれば民間のサービスのようにかゆいところに手が届くのではないか。 孫の手が近くに無かったときに物差しを代わりに使ったことは無かったか。1月23日
- 今日「自民党定期党大会」が行われたというニュースをラジオで聞いたのですが、耳の悪い私には「自民党適当大会」と聞こえました。 1月22日
- 知人のSは地元に戻って「教鞭を執る」ことにしたのであり、明日の健康診断のために地元に戻って「今日、便を採る」ことにしたわけではない。1月22日
- 「ニクマレ口」ヲタタクヤツハミンナニ「ニクマレロ」 (憎まれ口をたたくやつはみんなに憎まれろ) 1月19日
- 今日の言葉 「エポック・メイキング」(epoch-making) プレゼンテーションなどで用いる図表を絵のように描くことで画期的な効果を得ようとすること。「絵っぽく作る」からの和製英語。 嘘だよーん。 1月18日
- 浜崎あゆみの離婚報道を受けて我が家の会話 私「原因は、あゆが英語出来なかったからか?」 妻R「相手が日本語出来なかったからだろう。英語に関して、相手に歩み寄って考えるのは正しくない。日本人の悪い癖だ」 浜崎あゆみだけに、あゆみよろうとしたのかもしれないが。1月17日
- 「ダダをこねる」の由来を考えていた。 妻Rは東北の「ダダ茶豆」を原料とする「ダダチャ餅」をこねることではないかとの意見。 私は「ダダイズム」から来ているのだろうとの推測。 ダダイズムの「ダダ」が人名なら「Dada O'Connell」と言うアイルランド人がいそう。1月17日
- 今日の回文もどき 「男の子のことを」(おとこのこのことを) こういうパーツを貯めておくと、きっと長文回文を作るときに役に立つに違いない。 と言いつつ、ひとひねり。「男の子のこと」をローマ字表記すると、 OTOKONOKONOKOTO 見事な逆さローマ字言葉の出来上がり。1月14日
- 電車が混んできたので本を読むのを止めたのはマナーでも何でもなく本が近くなりすぎてピントが合わなくなったからだよ。老眼ってやだね。1月13日
- 調子が良くないお相撲さんの回文 「腰が痛いが四股 (こしがいたいがしこ)」1月11日
- 今日の回文「竜田揚げ、当たった」(たつたあげあたつた)1月9日
- ジムのランニングマシンで、(傾斜を変えたり画面に風景を出したりして例えばホノルルの)マラソンコースのシミュレーションをしてくれるような機種があるけど、110mハードルとか、3000m障害のシミュレーションができる機種って誰か作ってくれないかしら。 大ヒットだと思うのだけれど。 1月7日
- 中国語の先生から「有没有问题?(ヨウメイヨウウェンティ)」(質問はありますか?)と聞かれると、「(ちゃんと)読めよ問題」と言われているように感じる。 1月5日
- 土曜の夜に大騒ぎするとは、とても正気の「沙汰で無いと」1月2日
- 「○○テレビ」の採用に写真選考で落ちたからと言って、「私、『○○テレビ』は顔パスなのよね」と言うのは間違いでは無いけど正しくないと思うよ。1月2日
- このままいくとM字ハゲになりそうだが、絵文字ハゲよりはましだから良しとしよう。1月2日
- これまで隙間時間を利用して語学の勉強をしてきたのですが、予定が何もないので隙間時間がみつかりません。1月2日
- 知人がトライアスロンをやっているのですが、アイアンマン(Ironman)レースにもでるようです。ところで、Ironman と、I am man. 発音の違い聞き取れるでしょうか。発音しわけられるでしょうか。類例に、車の複数形 cars と、カードの複数形 cards があります。1月2日
株式会社アルク主催のイベントに参加しました。 (その4)
株式会社アルク主催のイベントに参加しました。 (その4)
こんにちは。「アルク・ウォッチャー」の寅彦です。 「歩く・おっちゃん」ではありません。
と言うわけでその4です。最終回です。多分。
前回その1からその3までアップしたのですが、夜中にシコシコ書いていてその2をアップしたらその1を上書きすると言う大失敗をしでかしてしまい、プンプンしながら書いていました。
その辺りがやや雑な書きぶりに出てしまいました。
しかも、「語学学習アドバイザー」でありながら、語学学習者向けではなく、アルクさん向け、或いは自己満足の独り言になっていました。反省。
私としては、今回のアプリを英語学習の全体図の中のどこにどのように嵌め込むかの提案をしなければなりません。
などと言っている間に、他のブロガーさんも次々と記事をアップしています。
黒川akibaryu さんのブログ「メールのプロの独り言」も詳しいので参考にしていただきたいのですが、そちらの記事に音読機能の中に自分の声を録音する機能もあると書かれていました。
そいつは凄い。
ある程度の発音練習をした方で音痴でなければ、自分の声を録音して聞き直さなくても、自分の発音を調整できます。
カラオケで声が外れていないかどうか、リズムが合っているかどうかわかる人です。
そうでない方は録音して聞くのは良いトレーニングだと思います。
しかもそれが簡単な操作でできるのが良いですね。
カラオケにおける自分の歌の調整であれ、外国語での発音の調整であれ、カラオケの伴奏や教材の音声が外から聞こえて来るのに対し、自分の声は骨伝導で内側から聞こえて来ることから、身体的欠陥で必ずズレが発生する部分とトレーニングで克服できる部分とがあると思います。
この辺りは(当時アルクさんが関与して上北沢と六本木にクリニックを出した)トマティスメソッドの聴力検査でかつては調べてもらえましたが今はどうなっているでしょう。
外からの音の聞き取り周波数曲線と骨伝導の聞き取り周波数曲線が平行にプロットされれば良いのですが、これが交わってしまう人がいるようです。
などなどいろいろ書いて来ましたので、(アルクさんがらみではまだまだ書きたいことがありますが)まとめに入りたいと思います。
リスニングではいずれにせよ大量の英語音声に触れなけれはいけないので、好きな音源を見つけて聞き始めましょう。
好きな音源というのは二つの点で重要です。一つは、好きだから継続できるというモチベーションの点。もう一つは好きなので既に(日本語での)背景知識があるのでわかりやすいという点です。後者については聞いて分からなかったときに、背景知識の欠如で分からなかったのか、ちゃんと聞き取れなかったのかという問題の切り分けが容易になります。
その一方で、先にも書いたように音のルール、発音記号、文法を平行して勉強して基礎体力をつけましょう。これを平行して続けることで、ある日突然、聞こえるようになる日が来ます。多分。私はそうでした。
教材については、uListening で購入できる音源であれば、スクリプトがあって、スクリプト上での頭出し、リピーティングが容易ですので便利です。それ以外であれば例えばNHKの英語ニュースがpodcastで入手可能です。日本のニュースを流しているので背景知識の点では問題ありません。
教材で使われるアクセントについては、自分の発音の体系が定まるまでは米語なら米語のアクセント一本で絞った方が良いと個人的には思っています。
音声教材以外に最近はビデオ教材もありますが、私はお薦めしていません。映像の助けで理解できてしまう部分が多く、自分の英語力で聞き取れたのかどうなのかの切り分けが困難になるからです。
また、目標がビジネス英語なのであれば、ドラマや映画などの口語英語は役立たないと思っています。最近のGlobish / World Englishes の流れの中では、いわゆるNative 表現は避けられる/避けるべきものだと考えています。
同じ理由で英語を読む場合も小説よりはビジネス書/新聞等の方がお薦めです。 (目指す英語にベクトルが合っているかどうかと言う点。ビジネス英語の方が凝った表現が少なくて分かりやすい)
可能であればスピードを上げて聞きましょう。音割れ・音飛びなどが起きない範囲で。
聞く力 = 読む力 X 音 X スピード
という法則があります。 私が作ったのですけれど。
聞き取れない場合に、速度を落として聞き取れるのであれば、それはスピードの問題。
速度を落としても聞き取れないのだけれど、スクリプトを読めば内容は分かるというのであれば、それは音の問題。
スクリプトを読んでも分からないというのであれば、それはまず読む力をつけましょうということ。
問題点を切り分けることで対策が立てられます。
私が高校の時は、今のように教材も手軽には入手できませんでしたし、お金も無かったし。
短波ラジオで在日米軍放送(FENと呼ばれていた)をずっと聞いていました。
最初は歌番組のAmerican Top 40で、歌手名と曲名を書き取って、それを近所のレコード屋に貼られているビルボードのヒットチャート表と比較して聞き取れたかどうかを確認していました。
そこから天気予報が聞き取れたり、ミステリー番組 The Whistlerが聞き取れたりと、少しずつ耳が開いていく感じでした。
今の皆さんは教材・ツールの点でとても恵まれています。(学校英語教育が間違った方に行っているのは悲劇ですが)
十分に活用しましょう。
私が英辞郎が嫌いだという話はまた別の機会に。
今月読んだ本 (2012/1)
今月読んだ本 (2012/1)
今年の目標 150冊
(1/7) "太郎さんとカラス"
(1/7) "ゴーストタウン チェルノブイリを走る (集英社新書)"
(1/9) "薬指の標本 (新潮文庫)"
(1/12) "阪急電車"
(1/13) "紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)"
(1/14) "Il coperchio del mare"
(1/15) "なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門"
(1/16) "Android情報活用術 スマートフォンで仕事が変わる ビジネスが加速する"
(1/19) "さようなら、ゴジラたち――戦後から遠く離れて"
(1/21) "プチクリ!―好き=才能!"
(1/21) "カッシアの物語"
(1/23) "未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論"
(1/25) "リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣"
(1/27) "しまっていこうぜ" Jコミで全26巻読みました。 webでは広告が入りますが iPadアプリなら快適です。
(1/29) "「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)"
(1/31) "アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか"
2012-01-30
株式会社アルク主催のイベントに参加しました。 (その1)
ということで、参加して来ました。
そろそろ閉じようかと思っていたこのブログでしたが、アルクさんのブロガーイベントに申し込んだらご招待いただいたので、閉じるわけにも行かず慌てて数日前から再開したところです。
しばらく続けなければ...
昨年から今月に掛けてネットでは「ステマ」、食べログのやらせ騒動などが注目を集めていて、我々ブログ書きも企業の商品やサービスを紹介する際にはこれまで以上にしっかりする必要があります。
私は英国の公認会計士ですが、会計士の独立性に関して次のような表現があります。
「to be, and to be seen to be independent」
私の好きな言葉であちこちで使っています。 自分が気をつけていて周囲から独立/中立の立場でいることはもちろん重要であるが、周囲からもそのように見られる必要があると言うことです。
今回アルクさんのイベントに参加してこれからそのアプリについて書くわけですが、お土産に iTunes カード 1,500円分をいただいたということをきちんと記載した上で、ブログ読者の方にそのような前提で記事を読んでいただくということです。
個人的には1,500円は嬉しいですが、それよりも開発担当でフランス語学習中のすてきな女性と名刺交換させていただいたことの方が嬉しくて、それに引っ張られて今回のアプリを推奨する記事を書いてしまうかも知れません。
話は変わって、アルクさんとのつながりは古く(私が年寄りだと言うこともあるのですが)、学生時代から沢山お金をつぎ込んで来ました。
ヒアリングマラソン、リーディングマラソン?、English Journal、その他たくさんの英語学習本。
永福町にあるアルクの本社も家から近いので、ようやく出会えたと言う感もありました。(アルクさんの商品やサービスに私がとても詳しいので、懇親会の席で驚かれました)
社員の皆さんが外国語が好きだというのが私にも伝わってきて、「好き」を仕事にしている皆さんがうらやましいと思った瞬間でした。
さて、それではアプリの紹介ですが、他の参加者の方のブログに詳しいので、そちらをご参考にしてください。
和田さんのブログがわかりやすいです。
私は正直なところ、期待していませんでした。
私は(妻もそうですが)電磁波過敏症で、この日も妻とPHSで夕方に9分間通話して気分が悪くなっていたところでした。かつてはフランス語学習に集中してmp3プレーヤーでフランス語音声を長時間、何ヶ月も聴いていて体調を崩したこともあり、そもそもリスニングのアプリには(自分が使うかどうかという点では)全く興味がありません。
また、iPhone の英語学習アプリ一般の話として、基本は細切れ時間を活用するモノが多く、結果として題材が単語や短文が中心になること。長時間必要となるのモノは売れない。結果として売りやすいモノしか作られず学習者側はそこで提供される勉強法がすべてだと勘違いしてしまう。という思いもありました。
実際には外国語能力はどのような要素からできていて、その学習者がどの分野をどこまで伸ばしたいのかを明らかにし、それぞれについて(学習者の性格や学習スタイルを踏まえて)学習法を提案していく「外国語学習アドバイザー」が必要なのであり、そこで用いられるツールの一つとして今回のアプリを提案するというのがあるべき姿だと思います。
とは言ってもとりあえず就職や昇格試験のためにTOEICの点数を上げたいので、とにかくリスニング力をあげたいという学習者もいるので、間をすっ飛ばしてピンポイントでこのようなアプリに飛びつくというケースもあるのですけれど
株式会社アルク主催のイベントに参加しました。 (その2)
ということで、その2です。
文字ばっかりで写真がないという批判には、写真のアップの仕方が分からないとお答えするとして。
話は少しずれますが、先日読んだ「プチクリ!―好き=才能!」が面白かったです。印象深かったのは「漫画家になりたい」と言うのではなく「私は漫画家です」と言い切ってしまうこと。それにより自分の読む漫画がすべてライバルの作品として見えてくるというところでした。
と言うことで私も自分のことを「外国語学習法コンサルタント」と呼ぶことにしましたので、今回のセミナーの講師の福江さんはライバルと言うことになります。
今回のセミナーも(良い意味で)批判的に聞くことができました。
リスニングについて、例えば一つのパラグラフにつき次のような学習ステップの提示がありました。
①まずは聞く。ひたすら聞く。平日五日間ずっと聞く
②土曜日にようやくスクリプトを見。見て聞く。
③意味を取りながら、精聴
④リピーティング(スクリプトを見ながら)音読では無く。抑揚もマネして。
④'リピーティング(スクリプトを見ずに)
これについては、いきなりリスニングに入るよりは、まずは個々の音、音の連結・脱落などのパターンについて学ぶことで、その後のリスニングが容易になるであろうと言うことをコメントしたいと思います。
書籍は(他社ですが)いろいろなものが出ています(「英語耳」とか「英語リスニングのお医者さん」とか)。
アルクさんのアプリとしては「日本人は英語の個々が聞き取れない」シリーズがこれに当たるのだろうと思いますが、残念ながら中級以上のレベル設定のようです。
初級レベルのものが欲しいところです。
また、リスニングにおいて、文法知識の向上による予想力(次にどんな品詞が来るかとか)のアップという点もありますので、リスニングの全体というコンテクストでの文法能力の役割という形で文法力の重要性も述べる必要があるでしょう。
話は少しずれますが、私はリピーティングが苦手で、すぐにシャドーイングに入ってしまいます。
本当はリピーティングをしっかりやってリテンション力を高めることで通訳能力向上につながるのですが、つらいので避けています。
また、シャドーイングもすっかり自動化されてしまっているので、「自分の舌が回るかどうか、鈍っていないか」のチェック以上の有用性は無くなっています。英語についてはですが。
セミナーの後段で、最近のTOEICは米語以外の英語音声が使われているという関連で、色んな種類の英語を聞くべきとの講師の発言がありました。
ここについては私は違う意見を持っていて、まずは自分の発音の体系がしっかり固まるまでは、ひとつの英語アクセントに絞るべきだと思っています。
体型がしっかりできれば、他の英語アクセントはそこからの規則的な逸脱であり、一旦慣れれば対応が容易であると考えるからです。
幸い学校の英語教科書は米語だったと思いますので、それで当面突き進むのが良いと思いますし、是非とも発音記号を身につけていただきたいと思います。
株式会社アルク主催のイベントに参加しました。 (その3)
セミナーで使ったアプリは uListening というもので、そこにいろんな教材をダウンロードして使う形です。(iTunes プレビューはこちら)
今回ダウンロードしたのは、「起きてから寝るまで 英語表現 オフィス編」という無料教材です。「起きてから寝るまで」は人気シリーズですが、オフィス編で起きてから寝るまでというのはやや違和感の残るタイトルでした。
私が学生の頃はEnglish Journal はカセットテープでしたから、頭出しには苦労しましたし、部分リピートなどあり得ない機能でした。
アプリに載っかることで、教材を使い倒すことが出来るようになったという感じでしょうか。
似たようなものにはNHKの「語学プレーヤー」というアプリがあります。こちらはNHKの語学講座をダウンロードして使うものです。 (iTuens プレビューはこちら)
どちらもその他の音声教材を聞くことができるのですが、ここについては語学プレーヤーの方が上のような気がします。
uListeningは、速度変換は 0.5xから2.0x 語学プレーヤーは0.5xから3.0x。ただし聞き比べてると語学プレーヤーの方がきれいです。
uListeningの方は、遅い方ではエコーが掛かる感じ。早いほうは上滑りしている感じがします。改善を期待します。
ただし語学プレーヤー自体は無料アプリなので、速度変換トレーニング用にこちらを別途ダウンロードするという対応もありでしょう。
速度を上げたリスニングトレーニングは効果があると思います。技術の発展で身近になったすばらしいツールだと思います。
他方、昔のカセットも無い時代と、現在のCDやネットなどの教材があふれかえっている時代とで、英語のレベルが上がっているかというと上がっていないようです。
と、言っていたのは安河内さんだったかしらん。
セミナーの後に懇親会がありました。参加ブロガーよりアルクさんの社員の皆さんが多かったのですが、それだけこのイベントに力を入れていたということでしょう。
ブロガーイベントと銘打つことで、大がかりになってその一方で参加人数が減る/英語学習に興味の無いブロガーが来るという欠点もあるのでは無いかと思いました。
著名書評ブログのブロガーに献本するような形で、著名語学ブロガーに直接声を掛けて集めた方が最終ターゲットへの影響力は強いような気がしました。
他方、アルクさんは自社の Alc blogの中に著名語学ブロガーをたくさん抱えていらっしゃるでしょうし、しかし他のALC Blogメンバーや自社のAlcomコミュニティーメンバーに直接売り込むことも出来るわけですから、ALC Blogの著名ブロガーにお出ましいただかなくても良いのかも知れません。
私自身は英語関係であればブロガーイベント以外にも出版記念イベントや学会やあれやこれや、有料であれ無料であれ、幅広く参加しています。
自宅もアルクさんの本社の永福町から近いですから、面白そうなイベントがあったら参加したいと思います。