語楽カフェ

趣味としての外国語学習

2006-03-11

実用●●語検定

語学検定1級は取ったものの、ネット掲示板では知らない単語をたくさん見かけるし、文法もしらないことはたくさんあるし。などと、忸怩たる思いがあります。

がっ!!

ひょっとしたら私は実用英語フランス語イタリア語を効率的に身につけたのではないかと思い至りました。

文法書は最初から最後まで同じトーンで書かれていて、それを読む人にしてみれば、実用●●語にとって、どの文法事項が最も重要で、どれがその次に重要で、どれはほとんど使う機会がないかがわからないのではないでしょうか。

結果として、全体に同じ重さを置いて勉強することとなり、それは大変な努力を要求すると同時に焦点がぼけて、結果的に実用●●語の習得に時間がかかっているのではないでしょうか。

単語については辞書には重要度に応じて星の数が違ったり、文字の大きさが違ったりするのですけれど、それにしたって一つの単語の意味のうち、どれが重要なのか、あるいは、成句としては重要度はどうなのかは明らかでないケースが多いのではないでしょうか。

実務の中で身につけていった外国語は、結果として、よく使う文法/単語/言い回しはしっかり身について、そうでないものは切り捨てられたりして、効率的に試験合格できたのかも知れません。

翻れば、それで合格する実用●●語試験というのは、外国語の実用能力を的確に測れる、良くできた試験だと言うことになります。

中津燎子の英語未来塾 体験レッスン参加報告

中津燎子の英語未来塾の体験レッスンに出てきました。

本コースは初級コースが全12回、各2時間。

なかなか面白かったです。

以前より、「発音は英語の授業の一環としてではなく、口の周囲の筋肉の柔軟体操としてやるべき。ボイスパーカッションや、鳥の鳴き真似と一緒に」と主張してきましたが、まさにそのような感じで、体育のトレーニングという感じでした。

トレーニングと言うことで、実際に必要とされる動きをさらに強調した、200%増幅法トレーニングです。

破裂音は普通の倍以上に破裂させて唾が3メートルくらい飛びそうな感じ。

フォニックスの訓練を3倍強化したような感じです。

「W」の音の発音の仕方がやや意外な感じがしました。

ネイティヴの発音を真似しようとするのではなく、自分の発音を作っていこうというものですが、そうは言ってもアメリカ英語をある程度まで意識した発音のような気がしました。

子音が落ちてしまうなどというのはまずいですが、例えば母音であれば、一貫した発音であれば、そこまで英語風に引っ張らなくても相手に通じるのではないかという気もしました。

アルファベットを使う言語については、特に子音について応用できる部分がかなりあると思いました。

英語に限らず、「外国語で使う可能性のある口の周辺の筋肉についてのすべての運動」と言う形に発展してくれると、その他外国語学習者にも有効なものになるのですが。