カミンズの氷山の法則
カミンズの氷山の法則
せいいちろうさんから頂いたコメントに、カミンズの氷山の法則が出てきましたので、それについて。
カミンズの氷山の法則は非常に興味深いです。
私の場合は、英仏伊でそれが再現されました
氷山の法則の話を周りの人にすると、「じゃあ日本語の勉強すれば英語ができるようになるの?」と聞かれます。
「いや、残念ながら外国語同士じゃないと駄目なんだよ」とこれまでは答えていたのですが、よく考えればそもそもカミンズさんはカナダの英仏バイリンガルを研究していた人です。
と言うことは、少なくとも一つの言語が母語のケースで氷山の法則が成立していたことになります。
これは、二つの(あるいはそれ以上の)言語間の近さによるのかも知れません。
日本語と英語は遠いので、片方を勉強することでもう片方が伸びると言うことは無いけれど、英語とフランス語は近いので、氷山の法則が成立する。
私は英語イタリア語をやっていたことでフランス語能力が伸びたのですが、これがアラビア語だったらフランス語の能力は伸びていなかったかも知れません。
興味深いテーマです。