語楽カフェ

趣味としての外国語学習

ドリトル先生航海記

ドリトル先生航海記

読み終わりました。I viaggi del Dottor Dolittle (イタリア語)

少し忙しかったので10日かかりました。

出だしはスローペースでしたが、今朝は1ページ1分20秒のスピード

あまりに熱中して、神保町についたことに気づかなかったくらいです。

次回はいよいよ、情事OL1984年。違う。George Orwell の 「1984

面白いのですけれど、やはり娯楽のための読書をしない私には、語彙を豊かにするためとはいえ、ペーパーバック多読というのは、非効率な感じです。

英語の語彙について言えば、先日購入した Longman の Pocket Activator の通読でかなり良いところまで行くと思います。

また、最近注目しているSSS多読は、「辞書を引かない、分からないところは飛ばす、つまらなかったら止める」という三原多読なのですが、これは学習初期のインプットを積み上げる段階のアプローチですので、私のレベルではアウトプットを意識したインプットとしての多読をしたいと思います。

今回「ドリトル先生航海記」を読んで思ったのは、あやふやな文法事項や単語、あるいはステキな言い回しなどがあってもどんどん次に進んでいくやり方は、問題集をどんどんやって答合わせはするけれど、間違った理由を確認せずに次に進んでいるようで、せっかくの語学力向上のチャンスを捨てているのではないかということでした。

ということで、精読の多読を行うこととします。

SSSでは多読と精読が相容れない事柄のように説かれているような気がしましたが、レベルを落とせば理解率は上がり、かつ速度も上がると言うことですから、精読と多読が同時に存在するのではないでしょうか。

あるいは、既に文法事項がしっかりして、語彙もそれなりにあるのであれば、要所要所のキーワードで分からないものだけ辞書で引けば、精読の多読は可能だと思います。

その意味では、英語耳のページで紹介されている、齋藤先生の「美文には赤鉛筆、文法的に面白い部分には青線を引きながら、読み進んできた。」というアプローチが私には必要だと思っています。