「こども式シャドーイング」相談会 参加報告の3
「こども式シャドーイング」相談会 参加報告の3
土曜日にMP3プレーヤーを長時間聞いた影響が、今日もまだ残っています。
頭がボーッとしています。
妻は私よりも電磁波に弱く、隣に立った人が携帯で話し出しただけで頭が痛くなります。
出先で緊急に電話をかけなければならないときは、近くの人に自分の携帯を渡してかけてもらいます。
電磁波で体調が悪くならない人が電磁波の悪影響を受けていないのであればよいのですが、感じていないだけで、実は身体がむしばまれているというのでは怖いですね。
具合が悪くなるので使わない私たちの方が運がよいのかも知れません。
ヨーロッパで子供には携帯を持たせないとか、マンションなどに携帯の基地局/アンテナを設置するのに反対する運動があるとか、そのような動きが日本で見られないのは不思議です。
「こども式シャドーイング」という名につられて、子供に iPod を聞かせる前にちょっと考えてください。
と、前置きはこのくらいにして。
先日、外国語トレーニングの際に、鍛える筋肉、使っている筋肉を意識するという話を書きました。
「こども式シャドーイング」でどの筋肉を鍛えようとし、どのように自分のトレーニングに組み入れるかを考えないといけません。
今回は英語でやりましたが、何語であっても使えるテクニックだと思います。
よって、今回の「こども式シャドーイング」相談会でのトレーニングは
1.頭を使わず、耳から口に直結させる、脱力のテクニック
2.英語の発音指導
の二つからできていたような気がします。
2については、明らかに日本語に引っ張られた発音、例えば存在しない母音を間にはさんでしまうような発音について指摘するのは良いですが、例えば母音の音などという話になると、米語にするのか、英語にするのか、などと言ってもそもそも標準発音はどこにあるのかなどということになるので難しい気がします。
私も「日本語の音が混ざる」とコメントをいただいたのですが、「存在しない母音が出てくる」というのと、「(イギリス英語で発音しているのだが米語に慣れている指導者にとっては)日本語の音になっている(ように聞こえてしまう)」というのとでは大きく違います。
また、話はずれますが、聞いた音をそのまま口に出すというのであれば、米語を聞いたときは米語の音が出てきて、英語の時は英語。インド訛りの時はインド訛りとなるわけで、自分の音の体系をどのように積み上げていくかということには興味があります。
一定期間、一つの音の体系で集中して練習する必要があるのではないかと思いました。
ということで、とりあえずは脱力して聞いたまま発音する練習というのをやってみたいと思います。
MP3プレーヤーだと頭が痛くなるのでやり方は考えないといけませんが。
こども式シャドーイングだけで聞き取れるようになって発音がきれいになるのかどうかは良く分かりません。
ただ、そのプロセスを早めるには
A. その言語に特有の音の体系・組み合わせのパターンについて学ぶ
ということを並行してやるのが効果的でしょう。
英語の「th」の発音を聞いただけで、舌を噛んでいるとはなかなか分からないでしょう。
発音のための筋肉は、発音練習している間にやがてできてくるということなのですが、筋肉強化に特化したトレーニングもありだと思います。
今読んでいるジングルズなどは、発音の筋肉の筋トレという意味で面白いアプローチだと思います。