2007-03-21
今日の小ネタ
1.
映画で話題になっているパフュームの原作者、Patrick S?skindと、その日本語訳をした池内紀さんの若い頃は似ているような気がする。(見た目がです。若い頃の池内さんから髪を取り除くとそっくりだと思いました)
大学で池内さんの授業を一コマ取っていたのですが、不真面目な学生でいつも居眠りしていました。
ごめんなさい。
2.コーシャハイム南砂駅前
東京都住宅供給公社の物件ですが、「コーシャハイム」って、あなた。
公社ハイムですかっ!?
3.ナタデココ
彼は少女がどこにも行かないようにと、少女の座っている場所の周囲に、ナタデココで丸く輪を描いた。
「ここから出ちゃダメだよ」
彼が出かけた隙に、彼女はナタデココの輪を踏み越えようとしたのですが、輪の向こうまで足が届かず、ナタデココを踏んづけて慌てて足を引っ込めるのでありました。
戻ってきた彼に、足跡を見とがめられました。
「ナタデココ ここ出たな」(なたでここここでたな)
多言語のレヴェルアップ、維持する方法は?
ブログ読者のKさん(仮名)より、以下のメールをいただきました。
本人のご承諾をいただき、ここに掲載させて頂きます。
(引用開始)
日、英、独、の順で、イタリア語を学習して5ヶ月。効果的な発音法、学習法を探しているうちに、貴方のブログにたどりつきました。
さて、質問です。
どのようにして4カ国語を維持、レベルアップしていらっしゃいますか?
というのも、私の場合、イタリア語をはじめてから、ドイツ語に費やせる時間が少なくなりました。
まあ、ドイツに駐在しているので、毎日ドイツ語は話しますが、それ以上の学習アップは望めません。
やはり、新たな語学を習得する最初の2,3年間は、その語学だけに集中するしかないのでしょうか?
ドイツ語を勉強していた時は、英語力がさびました。今はイタリア語が英語に似ているので、英語⇒イタリア語というよう考えるので、ドイツ語がおざなりになりがちです。
欲を言えば、日本語のケアも念入りにしたいのですが、時間が足りません。
奥様のコメント「耳から聞こえたものを鼻から出す」には、爆笑してしまいました。
(ここまで)
1.
習得の話をさせて頂きますと、私の場合は
という流れでした。
大学時代には平行してドイツ語や中国語なども手を出していましたが、モノにはなりませんでした。
限界閾仮説(比較的高いレベルの能力を身に付けていると、言語を簡単に忘れなくなること)や、私のギア理論(と言うよりは、ギアの比喩)などもご参考いただくと、集中して一つの言語を仕上げていく方が良いように思えてくるのではないでしょうか。
関連の記事はこちら。
http://blog.so-net.ne.jp/shibutora/2005-09-02
http://blog.so-net.ne.jp/shibutora/2006-02-26-1
複数言語を平行して学ばなければならない状況に置かれる人はそんなに多くはないと思います。
2~3年で一つの言語を上げていく感じで良いと思います。
2.
維持につきましては、最近はネットの発達もあり、インプットの材料には事欠かないようになりました。
私の場合は仕事で英語を使っているので、仏伊が疎かになります。
ペーパーバックなど、まだまだ仏伊は高いので、図書館利用等考えないといけないと思っています。(イタリア文化会館の図書館の会員になったのですがそれ以来行っていません。。。)
インプットの方がアウトプットより訓練が楽なので、どうしてもインプットに偏り、それでいてやっているように錯覚を覚えるのが問題です。
逆に、インプット能力のレベルの評価は、自分自身であっても判断が難しく、評価しやすいアウトプットの方で判断して勘違いすることもあります。
例えばイタリアンレストランに行って会話がイタリア語でスムーズにできてしまうと、「自分のイタリア語も結構維持できている」と思ってしまうのですが、もとより限られたアウトプットのレベルでは、それほど落ち込まず、実はインプット能力が激しく落ち込んでいることに気づかないのが恐ろしいです。
3.
レベルアップについては、維持するのでも精一杯と言うところではありますが、いろいろ課題が見えているのでその分野に意識して取りかかると言うことでしょうか。
例えば「基本語彙の意味領域を拡げ、使いこなす」などであれば、
・ラルースやさしい仏仏辞典1とか、Longman Pocket Language Activator などの通読
・多読、多聴
というような対応を取るとか。
「どの分野が弱い。どの分野を強化する」という為には、その前提として、「どういう分野/能力が存在するか」ということが明らかにならないといけないと思っています。
それもあって、最近は通訳や翻訳や発音訓練など、別の分野から眺めることで、「語学力」の定義を明らかにしていきたいとしています。
お返事になりましたでしょうか?
アイデアハックス
他にも「タイムハックス」とか、「スピードハックス」とか、シリーズで出ているようです。
私は大量の仕事に 四苦八苦す(しくはっくす)。
この18ページに、以下のくだりがありました。
新しいアイディアは、「既存の情報の新しい組み合わせ」だと言われています。
似たようなことは、「キム兄」の愛称で知られる木村祐一も言っていました。
「発想などはない。連想しかない」というようなことを。
ということで、刺激を求めて街に繰り出すわけです。
「かわいぎょくどう」です。「かわいい極道(セーラー服と機関銃)」ではありません。
作品も多く、とても良い展覧会でした。
高島屋美術部創設百年記念ということもあり、川合玉堂が前の皇后(香淳皇后)の絵の先生だったこともあるのか、力が入っている感じでした。
「画賛」と呼ばれる作品がかなりありました。
「画の中に書かれた詩文を賛と言い、画に賛があるものを画賛と言います。画家自身が賛を書くことを自画自賛と言い、玉堂の場合はほとんどがこの自画自賛です」
との説明がありました。
我々が普段使っている「自画自賛」はすっかり意味が変わってしまっていますが、とても興味深い作品でした。
お勧めです。
高島屋カードはあまり使わないのですが、良質の展覧会の招待券を送ってきてくれるので会費払ってます。