おじいちゃんの声は何故大きいのでしょう
おじいちゃんの声は何故大きいのでしょう
昨日の川合玉堂展で、車椅子に乗って見に来ているおじいちゃんがいましたが、連れの人に大きな声で話しかけていました。(連れの人は普通の声、或いは、やや小声)
「おじいちゃんは耳が遠いので、自分の声も相手に届いていないと思って声が大きくなる」との説明をこれまで受けていたような気がします。(おばあちゃんでも同じ。以下同文)
音を聞く際には、耳から入ってくる外の音と、骨伝導で聞こえてくる自分の発する音との二つがあるわけですが、これを考えると、骨伝導の自分の声も小さく聞こえているということでしょうか。
相手の声が小さくても、自分の声が大きく聞こえてくるならば、「もっと大きな声で話してください」と言いつつ、自分の声は標準レベルの大きさのまま留まるでしょうから。
骨伝導であっても、最後の部分は外からの音の聞き取りと同じメカニズムで、よって、どちらも小さい音に聞こえてしまうと言うことでしょうかね。
ところで、展覧会に来ていた女の子(二歳くらい?)も大きな声でお父さん/お母さんに話しかけていましたが、これは何故?
謎は深まるばかり。。。。