語楽カフェ

趣味としての外国語学習

 

妻Rが母親と「必」の筆順について話をして、どうも途中から筆順が変わったのではないかという話になったようです。

妻Rは上の点をうってから「ノ」。母親は「心」を書いてから「ノ」

 

ネットで調べてみると、「筆順指導の手引き」(昭和33年)というものが筆順の根拠となっているようなのですが、「ここに取りあげなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとするものでもない」と書かれているそうですし、複数の書きやすい筆順があげられている文字の一つがまさしく「必」のようです。

 

いつの間にか学校では一つの筆順が正しいということになったようです。

 

何かの理由で筆順が決まったのであれば、何の理由で筆順が変わるのだろうと思ったわけですが、結局のところ、現在「正しいと言われている」筆順は昔からあって、妻Rの母親が覚えた筆順は当時は使われていたが現在は正しくないものとされてしまっているというのが正解のようです。

 

しかし、筆順というものが「書きやすさ」という要素も配慮して決まってきたとするならば、縦書き文化が横書き文化に変わったところで変わっても良かったのでしょうし(或いは縦書き用の筆順と横書き用の筆順を作るとか)、そもそも手書きしなくなっている時代にはさらに筆順は関係ないということなのかも知れません。

 

我が家のプリンターが「必」という字をどのように印字しているかを見てもあまり意味のない話です。

 

 

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