2010-03-07
日本語のしくみ
先日読んだ「ぼくたちの英語」では、英語教師は日本語について詳しく知っているべきであるとして(確か)三冊の本を紹介していました。私は英語教師ではないのでその中で一番簡単そうな「日本語のしくみ」を借りてきたのですが、これがなかなかに面白くてなかなか先に進めません。
「「コソア」のしくみ」という項目では、「これ、それ、あれ」などの位置関係を示す言葉について取り上げています。
私が子どもの頃は、これに「どれ」を加えて「『こそあど』言葉」と呼んでいました。
というわけで、「こそあど」言葉を探してみました。
これ、ここ、こちら、こいつ、こなた、この、こっち、こんな
これらはいずれも最初の文字を「こそあど」で入れ替えることで位置関係を示す語となります。
(こなた、そなた、あなた、どなた)の「そなた」は今では時代劇でしか使いませんね。
これ以外にもあると思われますが、見つけたらご連絡ください。
発見としては、「こそあど」以外に「か」が付くものがあるのではないかということです。
すなわち、
「これ、それ、あれ、どれ、かれ」「こなた、そなた、あなた、どなた、かなた」
これはどうでしょう。
また、「こう」については、「こう、そう、どう」とはなるものの、「あう」とはならず「ああ」となります。
これは何でしょう。
日本語は深い。
で、もっと驚いたのは、
英語では、その場に存在する人や物を指すのに用いられるのはthisとthatだけです。itは、基本的に、話の中に出てきた事物を指すときに用いられます。 (53ページ)
というところ。
すなわち「これを買ってきたんだ。これ使って良いよ」と言う時に、最初の「これ」はthisですが、二回目の「これ」はitで受けるということです。
中学一年で習った、これ<->this あれ<->that それ<->it の考えに固まっていた私には新鮮でした。(知らなかったぁ~!!)
一日一回クリッククリック
さくら
雨なので妻Rとカラオケに行こうと計画中で、そろそろサクラの季節なのでサクラ関連の歌などyoutubeで探しておりました。
そしてっ!!
いきなり号泣。
昨年、西 加奈子さんの「さくら (小学館文庫)」を読んで号泣していたこともあり。
コメントによればまさしくその西 加奈子さんの「さくら」にインスパイアされて書いた曲だとのこと。
うーん。