エクスペンダブルズ
エクスペンダブルズ
映画はほとんど見ないのですが、地下鉄の駅の広告で「エクスペンダブルズ」というのを見かけました。
expendables -> expend できるもの
映画の公式サイトには「消耗品軍団」と注がありました。
http://www.expendables.jp/index2.html
我々消費者はコンシューマー(consumer)ですが、会社員としては消耗品(consumable)。こき使われてすり減った状態は consumed という記事を以前書きました。
http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/20080220/1203517965
ドラッカーは「人はコストではなく資源である。共有する目的に向けて共に働くとき、大きな成果が得られる」と書いたわけですが、人的資源と呼ぼうがヒューマン・リソースと呼ぼうが、資源は有限なわけです。
石炭も石油も掘り尽くしたら終わりです。
有限な資源であることからドラッカーはタイムマネジメントの重要性、つまりは資源の有効活用の重要性を説いたのではないでしょうか。
これに対して、最近のHBR(Harvard Business Review)を読んでいると、「時間は有限だがエネルギーは無限である。よってタイムマネジメントではなくやる気のマネジメントをしよう」という主張が見られます。(Time is finite, your energy isn't.)
今週読み終えたダニエル・ピンクの「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか」でも、モチベーション2.0のタイプXの行動は石炭で、モチベーション3.0のタイプIの行動は「再生可能な資源」としています。(120ページ)
モチベーション2.0的な組織の中でこっそり3.0的な動きをして、自分を再生可能な資源とできればエコですね。(自分だけそうしようとするのはエゴかも)
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