ユニクロ、チョコクロの成功の鍵となったネーミングの秘密
ユニクロ、チョコクロの成功の鍵となったネーミングの秘密
秘密を発見したような気がします。
仮説「~クロ」で終わるネーミングがヒットする。
下の図で分かる通り、クロと清音で終わるものは良いイメージのものばかりで、濁音となる場合は、マグロ、トロワグロ(フレンチ惣菜屋)を除けば、イメージが良くありません。(トロワグロはそもそも黒ではないのでここの含めるのは良くないという意見もありますが)
本来であれば、「~+黒」となった場合は、連濁により「クロ」が「グロ」と変わります。
ところが、「ユニクロ」は「ユニ黒」ではなく「ユニーククロージング」ですから連濁しません。(後ろが大和言葉でない、後ろに既に濁音が含まれている)
同様に「チョコクロ」(サンマルクカフェの人気商品)は、「チョコ黒」ではなく「チョコクロワッサン」なので連濁しません。(後ろが大和言葉ではない)
ここで疑問が出るのは「ノラクロ」です。
黒い野良犬だったわけですから、「のらぐろ」となっても良いところですが。謎です。
ヒットさせるために清音に留め於いたのかも知れません。
クロとグロ。
苦労と愚弄。これはどちらも避けたいところですが。
似たような話で(実は余り似ていないのですが)
「林業」と「植林業」において、「んぎ」の発音のところが前者は鼻濁音になるのに対し、後者は「ん」で一旦切れている気がします。
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