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相変わらず週刊東洋経済の英語特集はどうしようもない

相変わらず週刊東洋経済の英語特集はどうしようもない

 

臨時増刊「非ネイティブの英語術」が出ています。

 

 

「本紙は『週刊東洋経済』で好評をよんだ特集2010年9月18日号『非ネイティブの英語術』を再編集・再構成し、大幅に加筆・修正したものです」との注があります。

加筆は40ページの様なのですが、前回の号を買った人には40ページのために今回840円を支払うのはなかなか痛いところです。

修正がどこか良く分かりませんが、修正と言うことは前回の号は間違っていたと言うことでしょうか。

前回の時の感想文はこちら

http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/20100914/1284470183

 

まあ、そのような無理矢理の企画でもあり、東洋経済の英語特集は私にとっては毎回ハズレなので、今回も会社で購読しているものを借りて読んでいます。

 

ハズレの理由の一つは、多分編集担当の人が英語ができない方だからだろうと推測しますが、まあ世の中にはハズレの英語本はたくさんありますので良しとしましょう。

 

もう一つの理由は、多分編集の人が編集が出来ない方だからだろうと推測します。

ハズレ本ならハズレ本で首尾一貫していればその気になる読者もいるでしょうが、全くまとまりがありません。

 

38ページの「グロービッシュ座談会」もてんでまとまりがないのですが、コンセンサスとしては

・やはりブロークンイングリッシュじゃだめだよね。文法はやらなきゃ

TOEICじゃダメだよね

などというものがありました。

 

その一方で「TOEIC800点を3カ月で取る方法教えます」というような記事を載せたり、グロービッシュは文法も発音も気にしないで構わないというようなニュアンスをあちらこちらで醸し出しています。

さらには安河内先生の記事はオーソドックスに何年も掛けて英語を身につける手法を説いていて、他方、グロービッシュなら毎日1時間一年で身につけられるとしています。

 

今回の号でもっとも興味深かったのは、目次の次のページの日本英語検定協会のBULATSに冠する広告でした。

TOEICの台頭の中で生き残りを模索していく中で日本英語検定協会はケンブリッジESOLと提携し、英検1級を日本語を介さないテストに変えた上で、海外の大学入試の際の英語能力証明試験に代替するように交渉をしてきました。

今回のBULATSも評価軸として欧州の共通評価軸を導入しています。(A1からC2まで)

 

続きはまた明日。

 

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