7月7日開催『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』刊行記念 著者来日イベント 「ジョブズ流を自分の力に!」 に参加してきました。
7月7日開催『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』刊行記念 著者来日イベント 「ジョブズ流を自分の力に!」 に参加してきました。
ということで、行ってきました。内容はこんな感じです(http://fansfans.jp/campaigns/detail/441)
アジャイルと言っても、会社にアジャコングがいるわけではないらしいです。
参加するからには質問しなければということで、7月6日の0時18分にAmazonの当日お急ぎ便(+500円)で原書を申し込みました。
ついでにGalloさんのTwitter Account に「明日行くからよろしくね」とつぶやいておきました。
ヤマトのページで配達状況を確認し自宅の妻Rにメールして家にいるようにお願いして無事に受領。帰宅後読み始めました。
後で気付いたのですが、この催し物はブロガー向けで、実は昼間は一般向けのイベントもあったようです。
こちらです。(http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/inv/)
ブロガーイベントは本付き、懇親会付きで 2,000円。一般イベントのコース1は本に加えて日経ビジネス1年分付き、ガーレイノルズ氏も参加で1万円
ブロガーイベントは逐次通訳、一般イベントは同時通訳。
日経ビジネスはどうせ読まないし(「日経情報ストラテジー」の方が私は好きです)、通訳はいらないし、まあブロガーイベントで良かったかなと思った次第です。
とは言いつつ、後で気付くことになるのですが、通訳は同時通訳の方が良かったと思いました。聴衆のためにというよりは、スピーカーのCarmine Galloさんの為に。
逐次通訳をされた滑川海彦は翻訳をされているのですが、通訳は慣れていらっしゃらないようでした。プレゼン/スピーチが上手いというGalloさんのスピーチが逐次通訳で途切れてしまうのは残念でしたし、Galloさんご本人もリズムが狂っていたような感じがありました。
さて、参加する前にいくつか質問を考えていました。
一つめはGalloさんのホームページ(http://www.carminegallo.com/)のトップページにある「Some Prefer No Sex to Bad PowerPoint」というコメントについて、Galloさん本人はどう考えているのか。
しかしこれはなかなか難しい(TPOを間違えると大変なことになる)質問なので回避。(Galloさんのページにはさらに「I'd be willing to watch a lot of bad PowerPoint presentations if the alternative was never to have sex again!」とあったのですがこの真意は確認してみたいところです)
二つめはCarmine Gallo というコテコテイタリア人の名前から、イタリア系なのかどうか、イタリア系であることが話し好き->スピーチが上手という風に繋がっている意識があるかどうか。というものでしたが、これも人によっては難しい質問なので回避。
三つ目は後ほど。
ということですっかり綺麗になっている秋葉原駅周辺で道に迷い(JRではなく地下鉄で行ったのが失敗だった)、ようやく到着。
お金を払ってその足でトイレに向かうと Galloさんとすれ違いました。が、準備していなかったので「Hi!」と声を掛けて終わってしまいました。
ということでスタート。
通常のこのようなイベントであればみんな静かに聞くのでしょうが、ブロガーイベントということもあり、無線LANも提供されていましたので、みんな tweet したり、ブログの原稿書き始めたり、プログ用の写真取りまくったりで、騒がしい集まりでした。
私も iPod touch で一回だけつぶやきましたが、スピード勝負の脊髄反射的なつぶやき実況中継をしようとするとじっくり考えられないような気がしました。まあ、それはそれとして。
時間も段々無くなって来たので「質問のある方、あと二人」と言われたので手を挙げたら多すぎてジャンケンになりました。が、ジャンケンの弱い私としては珍しく2番目に勝って、最後の質問権をゲットしたのでありました。
Ustreamでは1:19:15くらいに私のつたない英語の質問が登場します。
http://www.ustream.tv/recorded/15846153
小さい声で聞こえないですけれど。多くのブロガーが英語で質問していました。
質問は以下のようなものでした
本書に「recessions often act as catalysts for innovation」とあるが、それ以外に構造/仕組としてイノベーションを生み出すものにはどういうものがあるか。学校教育などどうだろうか。(スティーブジョブスやビルゲイツはドロップアウトしたのだけれど)
今日のプレゼンで紹介された2つの法則は「think differently」の為のfoundation としてのルールということだが、他の人と同じように考え行動するように教え込まれる日本に於いては特に教育の影響が大きいと思うので聞いてみた
ということで、イベントは無事に終わり懇親会に移動。
原書の方に Galloさんのサインをいただきました。その際に以下のような話をしました。
本書の introduction にMunroe の「There's innovation with a 'small i' and innovation with 'big I' (innovation には小文字の「i」で始まるものと大文字の「I」で始まるものがある)」という文が引用されている。日本語で「ai」と言えば Love である。Loveが無ければinnovationは始まらない。Love と Passion が必要だ。
本書にある第一の法則が「Do what you love.」であったことにつなげたものですが、Gallo さんにも「おぉそうか。それは凄い」と喜んでいただきました。
イベントには本書の訳者の井口耕二さんもいらっしゃっていました。
井口さんの主宰する翻訳フォーラムには色々お世話になっておりますし、Galloさんの前作/井口さん訳の「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則」もとても読みやすい訳でした。
昨年夏の日本通訳翻訳学会ではすぐ後ろの席に座ったのですが畏れ多くて声を掛けられなかったのですが、今回ようやくご挨拶できました。良かったです。
日本語版と英語版と2つになったので、どちらで読もうか思案中です。