語楽カフェ

趣味としての外国語学習

「たった3ヶ月で英語の達人」 (志緒野マリ著) 詳伝社黄金文庫

「たった3ヶ月で英語の達人」 (志緒野マリ著) 詳伝社黄金文庫

「たった3ヶ月で英語の達人」 (志緒野マリ著) 詳伝社黄金文庫

ブックオフで105円で買いました。

105円にしては実り多かったです。

みなさんも105円で見つけたら、是非買ってください。

面白いです。

気に入ったのは

17ページ

英語三大デマ理論

・住めばOK理論 その国に住みさえすれば、赤ちゃんだって英語を話せるようになる

抜け道理論 画期的な方法さえあれば、英語ラクラクと身につけることができる

・文法悪役理論 英文法なんか知らなくてもいい

108ページ

留学で伸びるものはリスニングだけ

134ページ

自分では、たとえ英語で話しているときであっても、日本語で考えていると思う。しかし、英語を話すときには、いちいち日本文を作成してから訳すのではなく、言いたいことを言語以前の段階のもやもやしたもの(概念というのかな)から直接英単語に乗せて出すことができる。

ペラペラ話しているときの自分の脳ミソの働きを自己分析すると、言いたい内容や概念に合致する「英語」や「スペイン語」をすばやく検索する機構ができあがっていて、必要に応じた言葉にのせて概念を吐露することができる。私にとっての外国語知識とは、トコロテンを押し出すカタのようなものである。

162ページ

英語学習にとって、会話学校の占める位置はなんなのかというと、それは「アウトプットの場を提供してくれる」ということだ。それ以上でも以下でもない。

全く同感である。

トコロテンのあたりは、「日本語で考えている」というところを除けば、最近考えている「外国語の時は外国語で考えているのかどうか」というところをうまく言い表してくれている。