「日本語のうまい人は英語もうまい」(角 行之著)講談社+α新書
「日本語のうまい人は英語もうまい」(角 行之著)講談社+α新書
「日本語のうまい人は英語もうまい」(角 行之著)講談社+α新書を読み終えました。
ブックオフで350円だったのですが、100円でも良かったかも知れません。
私が外国語上達法を探し求めている一方で、この本は、今の語学力でいかにしてコミュニケーションをとるかを狙いとしています。(と、いいながら、具体的な手法については詳しく書かれていない)
同時に、TOEICと日本語能力検定の点数の相関を見て、「日本語のうまい人は英語もうまい」と何十回も繰り返します。
技術者としては根拠が薄い説明の仕方です。
「日本語のうまい人は英語もうまい」かどうかはわかりませんが、「英語のうまい人は日本語もうまい」という気はしています。
かろうじて面白いと思った箇所は
・TOEIC高得点の帰国子女とのインタビューで聞いた内容として
「こういう達人は、会話用カセットが日本語版・英語版と二本用意されていて、必要なテープを装填すればすむらしい」(102ページ)
これは、私が書いてきた「ところてん方式言語変換」を裏付けるものである
・book keeping という英語から「簿記」という日本語を作ったのは福沢諭吉ではないか(115ページ)
この二カ所でしょうか。
読まなくて良いです。