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趣味としての外国語学習

「日本語が見えると英語も見える(荒木博之著)」中公新書

「日本語が見えると英語も見える(荒木博之著)」中公新書

「日本語が見えると英語も見える(荒木博之著)」中公新書を読み始めました。

これは何か面白そうな予感。

日本語言葉は多義的でファジーであるという。

例えば「けなげ」という語を和英辞典で引くと、admirable, diligent, hardworking などの単語が出てくるが、そもそも「けなげ」には、弱小性、逆境性、忍耐性、勤勉性のニュアンスがあるので、簡単に一つの英単語に置き換えることはできないと主張する。

よって、admirably diligent and hardworking と複数の単語を合わせてニュアンスを出すべきと言うことだ。

確かに「しどろもどろ」など英訳しろと言われると詰まってしまう。

「かんばしい」なども難しい。

私「『かんばしい』を英語に直してみな」

妻R「かんばしぃえーしょん! (Conversation)」

私「!?」

恐るべし妻R