語楽カフェ

趣味としての外国語学習

モチベーション

モチベーション

日本国民全員が英語をやる必要はないにしても、様々な理由で(仕事で、研究で、趣味で)勉強しなければならない人たちはいらっしゃるわけで、その場合はモチベーションの維持が課題になります。

仕事研究で切羽詰まっていれば当然やるのでしょうが、出来た方が良いのだけれどと言うレベルでは、なかなかやる気が出てきません。

上達の最大の鍵は「モチベーション」であると、多くの本が書いています。

そのモチベーションをどこから得るかがポイントになります。

月謝に高いお金を払い、それを回収するために勉強するという方もいらっしゃるでしょう。

千野栄一外国語上達法(38ページ)」にもそのような話が出ています。

私がフランス語をやっているのも、大学時代日仏学院に月謝を払ってある程度まで行ったのに、それがまるまる失われてしまうのが悔しいという貧乏人根性から来ているだけです。

また、外国語が出来ると金髪彼女が出来るかも知れないというようなものもあるでしょう。

数学者大道芸人のピーターフランクルは、その「「ピーター流外国語習得術」(岩波ジュニア新書)の中で、彼がいろいろな外国語を学んだのは、すべてその国のガールフレンドを作りたかったからだと書いています。(岩波ジュニア新書にそんなこと書いて良いのかしら)

私は学習初期における、ネイティブによる授業については種々の理由から否定的ですが、「外国人と会話が出来た」という歓びが、モチベーションを維持するのに有効だというのであれば、その点については否定するものではありません。