語楽カフェ

趣味としての外国語学習

超「高速」勉強術 (椋木修三著)成美文庫

超「高速」勉強術 (椋木修三著)成美文庫

超「高速」勉強術 (椋木修三著)成美文庫を読みました。

直接外国語学習には関係なく、また、どの本に推薦されていたかもすっかり忘れてしまっていたのですが、購入予定リストにいつの間にか追加されており、たまたま先日高円寺ブックオフで見つけたので購入したものです。

123ページに、別の本「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」幻冬舎が紹介されているのですが、そこでは、

英語を学ぶということは、英語を読むということであり、それを蓄積することである。読み続けていれば、フレーズや言い回しや無数の単語は自然記憶していく。こうして、『無意識記憶』を増やし続けて吸収した結果、吸収したものが多くなりすぎて、『溢れ出る』状態になるのが、英語を使うということなのだ」

とし、さらには、

「あふれるほど英語を読んでいけば、ある日ふと英語が口から出てくる、わかる時がある」

としています。

「ほんまかいな?」という感じです。

聞き取りについては、突然パッと聞き取れるようになったという経験がありますが、話す方で突然話せるようになるというのはどうなんでしょ。

それ以外には、154ページの「目次読み」のテクニックは、文法書の通読などには大変良いと思いました。(早速採用予定)

さらには、目次を読んだ上で展開を推理してから読むことで、読むスピードが上がると書いています。(157ページ)

外国語の聞き取りに推測の力が重要であるというのと同じに、読むに際しても推測をしながら読むというのは面白いと思いました。

推測が合っていれば、「思った通りだ」と感動して記憶に残りやすくなり、ちがっていたら、「こういうことだったのか」という発見があるので記憶に強く残るということです。