世界一簡単な英語の本
世界一簡単な英語の本
超「高速勉強術」を読んだときに紹介されていて気になっていたものです。
ブックオフで105円で見つけたので買いました。
「英語を学ぶということは、英語を読むということであり、それを蓄積することである。読み続けていれば、フレーズや言い回しや無数の単語は自然に記憶していく。こうして、『無意識の記憶』を増やし続けて吸収した結果、吸収したものが多くなりすぎて、『溢れ出る』状態になるのが、英語を使うということなのだ」
とし、さらには、
「あふれるほど英語を読んでいけば、ある日ふと英語が口から出てくる、わかる時がある」
としています。
ほんまかいなという感じですが、著者が言うところの「あふれるほど」というのは本当にあふれるほどなのだと思います。
思えば私も読むことで外国語を覚えてきたような気がします。
それも多くの場合は外国語学習の為ではなく読んでいたようです。「外国語を」ではなく「外国語で」学んだり、「外国語で」仕事をする中でものすごい量を読んできました。
(大学の時にアルフレッド・ミュッセの作品をひたすら読んだというのは外国語学習といえなくもないですが)
イタリアに留学したときは、毎日課題が厚さ1cm以上あったと思います。
その後のミラノでの勤務の時も、中銀の通達を中心にたくさん読みました。
イギリスに移り、英語で証券アナリストの勉強をしたり、会計士の勉強をしたり、あるいは金融サービス庁の通達や、EUの通達を読んだり。
日本に戻ってからも仕事で英語を読む機会はある程度ありますが、フランス語、イタリア語はほとんどありません。
去年、一昨年と、フランス語の試験受験のためにL'Expressを購読していたのですが(今も読んでいますが)、これは私にとっては異常なことです。
日本語でさえ週刊誌を読まないのに、語学学習のためにのみフランス語の週刊誌を読むというのは異常です。中身に興味がないのですから。
あれは本当に面白かったです。日経ビジネスみたいな本でしょうか。(イギリスに行ってからは日経ビジネスを読んでいました)
どうせ読まなければいけないのなら、中身に興味のあるものが良いです。週刊誌を読むのがつらくなってきました。