2006-06-24
生寅の会 テーマ
少しずつ思い出しながら、第一回「生寅の会」で出たテーマについて羅列します。
アメリカの高校での国語(英語)教育 -> 莫大な量の読み書き / アメリカの高校での外国語教育 -> 実践的な会話中心 / 語源で覚える英単語 <-> 忘れる単語は重要ではない単語 /
スイスドイツ語について / 早期英語教育 / バイリンガルに育てる<->セミリンガル / 母語形成が重要な時期 / 単語は忘れやすいが文法は残る / 一定の量をやってしまうと忘れにくい <-> 初心者はちょっとやってしばらく放っておいて全部忘れて、またやっての繰り返し / カミンズの氷山の法則 <-> 近い言語と遠い言語 / サピア・ウォーフの仮説 -> 言葉で性格が変わる / 会話からはいる学習法 <-> 文法から入る学習法 言語によって向き不向きがある / 英語の中でのゲルマン系単語とラテン系単語の使い分け / 日本語を介さない通訳 -> フィルター理論
朝日信用金庫神田小川町支店
雨が降っていると嫌なので、梅雨の間は歩く機会が減っています。
靖国通り沿いの朝日信用金庫神田小川町支店、外装が変わった感じです。
壁に
あなた
あんど
あさひ
と大きく書かれていました。
最初を「あ」で揃えて、しゃれてみましたということでしょうが、「あんど」という外国語を使っているのは残念。(「安堵」かも知れないのですけれど)
「あんど」があるので、英語発音だとどうなるのかと考えてしまいました。
「あなた」は「な」にアクセントが来て、「あんど」は全体として弱そうですが、ここでは「~と」の意味を意識してやや強め。
「あさひ」はその前の「あんど」の最後の音とくっついて、「ださひ」という発音に。
あなぁた
あん
ださぁひ
これでは当初想定した効果は得られていないようです。
むしろ日本語らしく、
「あなたとあさひ」
の方が良かったと思います。
何が良いかというと、
「あなたとあさひ」の中の母音の並びが「あなたとわたし」と同じ( AAAOAAI )
よって、「あなたとあさひ」と発音しているときにイメージとして「あなたとわたし」が広がる
ということです。
日本語は(イタリア語もそうでしょうが)母音が大きな位置を占める言葉で、聞いている際に母音に注目している事が多いと思います。
それで、上記のようなイメージ戦略/見えない効果が期待できるわけです。
これを研究して様々なネーミングやキャッチコピーに活用できれば、大きなビジネスになると思います。(その効果が見えないだけに、失敗してもばれないし...)