語楽カフェ

趣味としての外国語学習

2006-07-23

スキマスイッチの件。 はまなすさんへ

スキマスイッチという歌手がいるらしいです。

私も名前しか知らず、「すきますいっち」で変換させたら、「好きます一致」と出たくらいですけれど。

スキーマという心理学概念があるようで、最近読んだ「最強の英語上達法」(岡本浩一)にも、日本語スキーマ英語スキーマという切り口が出ています。

これは私のフィルターの考えと似たようなものと考えます。

翻訳通訳の場面で、日本語英語あるいはその他外国語との間を切り替える際には、このスキーマを切り替えるということになると考えますが、この活動を、歌手の名前とかけて、スキマスイッチと呼んでみました。

この考え方は、異種言語間のみならず、音楽、舞踊、美術など、あらゆる表現と解釈の場面で応用できるのではないかとぼんやり考えています。

先日購入した、外国語で発想するための日本語レッスンでは、テキスト分析について書かれており、そのテクニックはまさしく絵画やそれ以外にも応用可能としています。

また、昨日成城学園前ブックオフで購入したひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 2には、テキスト作成者側の視点が書かれている(ような気がします。まだ読み始めですけれど)。

(追記=> 最初だけで、残りは違うテーマだったと判明しました。)

ある事象を体験した時に、それを文章で表すか、音楽で表すか、絵で表すか。

それを受けとめた側が、発せられたメッセージをいかに受け取るか。

あらゆるコミュニケーション/表現手段において、スキーマを通してのメッセージ発信、受容という行為があるのでしょう。

言葉で会話するように、音楽で会話したり、絵で会話する人がいて。

スペイン人とフランス人がそれぞれ自国語で話しても通じるように、音楽メッセージを受けて、絵でメッセージを返して、それでもコミュニケーションが成立するというようなことがあるのではないでしょうか。

自分の中にいくつのスキーマを持てるかがポイントですね。

スキマスイッチが問題になるのは、通訳などの時限性があるものかもしれません。

いかに早く切り替えできるかがポイントですから。

もやっとした話でした。


うどん

中年男性に「そば打ち」が人気なのがなぜだか少しもわかりません。

もともと料理を全くやらない私ですし。

「これからはそばではなく、うどんの時代だ」と叫ぶ近藤さんは、これからの手打ちうどん市場が拡大することを予測し、その材料を供給する事業を始めようとしています。

寅さん、これは売れますよ。商品名も決めています」

「なんて言うの?」

「こんどうのうどんこ(近藤うどん粉)」

みごとな回文です。

東京駅おみやげ売り場で聞いた「ごまたまご」より優れています。

成功すると良いですね。