2006-09-01
まゆげとまつげと
この十年間で日本の女性がとてもきれいになったのは、目の周りのお化粧技術の発展による部分が大きいのではないかと思っています。
安室奈美恵のころでしょうか、眉毛ステンシルが出て、女性の眉の形がきれいになりました。
また、マスカラが良くなって、自然な感じでみんなまつげが長くなりました。
「マスカラ」は元はイタリア語の maschera (仮面、マスク)から来たとか。
動詞は mascherare 仮面をかぶらせる、見えなくする。カムフラージュする。
これに対して、「化粧をする」は、truccare。「いんちきする」の意味もあります。
日本語の化粧にも「化ける」意味の漢字があるからそうなのでしょう。
さて、女性が目元を整えることで美しくなるなら、男性も同様だと思います。
ところが男性用眉のステンシルが作られなかったために、女性の眉のように細くしてしまったスキーのジャンプの船木選手みたいな人が出てきてしまったのでしょうか。
理想的な男性の眉って、誰の眉でしょう。
中央青山監査法人 => みすず監査法人
一部事業停止処分を受けていた中央青山は、今日から「みすず監査法人」と名称変更して業務再開したらしい。
もう大丈夫なのだろうか。内部体制は整備されたのだろうか。
一足先に中央青山監査法人から分離してできたのが、「あらた監査法人」
「あらた」と「みすず」だと、くっつけて並び替えると、「あたらずみす (当たらずミス)」となります。
空振りしないように。
カラオケと語学の耳
「外国語の発音の良い人はカラオケも上手い」ということは良く言われます。
外から聞こえてくる音は耳で聞き、自分の声は、骨伝導で聞こえます。
カラオケの上手い人は、耳で聞く伴奏と骨伝導で聞く自分の声が合っているかどうかを判断し、ずれていたら微調整することができます。
同様に外国語の発音の良い人も耳で聞くネイティブの発音と自分の発音のずれを判断し、微調整することができます。
最近MP3プレーヤーで聞いていた「粉雪」を初披露したのですが、ボロボロでした。
会社の行き帰りにMP3プレーヤーで聞きながら口ずさみ、まあまあこんなもんだろうと思っていたのにうまく行かなかったということで、考えました。「これは私のフランス語の発音と似たところがある」と。
フランス語の発音には自信があるのですが、人前で話す機会は滅多にないですし、結果として黙読の際の(脳内)発声くらいなのですが、それで十分にメンテナンスできていると勘違いしていました。
発音は筋肉の運動なので、筋肉を使わなければ運動できなくなります。
たまに音読などすると、スラスラとは行きません。
同様に、鼻歌でリズムとメロディーが取れていたとしても、マイクを握って声を出す時に、思った通りに出せるかというとそう上手くは必ずしもいきません。
やはり音読は必要です。