2006-10-01
岩波古語辞典
古文の成績が良かったのですが、それは実家の福井の言葉に古語が多く残っているからでしょうか。
妻は
「あなたにとっては「古文」が「現国」で、「現国」は「外国語」だったのよ」
と言っています。
小学校から「国語」と言う名の「外国語」を学んでいた福井の人が外国語に堪能なのは何の不思議もありません。(そんなはずはない)
高校の時の現国の先生は、「岩波の国語辞典を、新しい版が出るたびに買いなさい」と生徒に言っていましたが、では「古語辞典」はどうなのでしょうか。
「古語辞典」なのに「新しい」語が都度追加されるのでしょうか。
Amazon で調べると、〔補訂版〕版 (1990/02)とあり、かつ「初版刊行後15年の研究成果にもとづき全項目の語義・用例に検討を加えた補訂版」とあることから、私の持っている版の次が、この版だと分かります。
「日本の古典作品を読むうえに必要な43,000余語を収録する」とありますが、作品はいつ古典になるのでしょう。
言葉はいつ古語になるのでしょう。
国語辞典から外れて古語辞典に収録されるまでの間の単語はどこに行くのでしょうか。
手元には岩波国語辞典が、高校の時に買った第3版(1979年)と、第5版(1994年)があります。(最新は2000年に出た第6版)
第3版にはあって、今の版からは落ちている言葉があるのでしょうか。
「ディスコ」という語は第3版にはありませんが、第5版にはありました。
死語が古語となるまでは、国語辞典が収録し続けるのでしょうか。
謎だ。
10月1日 (雨) 18禁
ボーッとしています。
(その1)
時々届くSPAMメールの中に、"Size doesn't matter." と言うものがあります。
「男性の○○○○のサイズは問題ではないよ」というものです。
昔、会社の隣のビルのタリーズコーヒーに行ったときに、私の前に外人の女性が並んでいました。
ラテを頼んだのですが、店員さんから
"What size?"
と聞かれていました。
"Size doesn't matter" と言うと面白いだろうなぁと、後ろで1人でクックックッと笑いを堪えていました。
(その2)
先日、採用の面接をしました。
私「英語はいかがですか?」
私「英語に抵抗がなくて読めないというのは、どういう事ですか?」
候補者「そこに英語が書かれていても気にならないで仕事が出来ると言うことです。邪魔にならない。パニックしないと言うことです」
(その3)
「『単語はすぐ忘れるが、文法は忘れにくい』と言うけれど、受験勉強で文法をしっかり勉強したならば忘れないのではないか」
先日の生寅の会でコメントをいただきました。
その時はうまく答えられませんでしたが、おそらく、「文法を身につけた」という定義が問題になのではないかと思います。
受験勉強で文法を勉強しても必ずしも自分の使いこなせる文法になっていないということではないかと思います。
インプットでは文法に頼る割合が少ないと言うことを考えると、(文法知識を使って)アウトプットが出来るようになった人にとっては、文法は忘れにくいということではないかと思います。