2006-09-30
山本山 再び
「ひらがなのレベルではそうならないだろっ !!」とつっこむのは簡単ですが、同じような漢字レベルの逆さ言葉を作れと言われると困ってしまいます。
最近近いところまで行ったのですが。。。
惜しかった作品。
眠気眼 (ねむけまなこ)
そもそもが「寝ぼけ眼」の誤用らしいのですが、パッと見、出来ているようで良く見ると微妙に感じが/漢字が違います。
飲物のみ
「山本山(やま/もと/やま)」と同じく、「のみ/もの/のみ」と切れるのですけれど、最後の「のみ」を漢字一字で表せませんでした。
「飲物を飲む」、あるいは「飲物だけ」の意味で。
「山本山」の仲間を見つけたらご連絡ください。
たつまき
テヘランからイスパハンに向かう途中で、たつまきを目撃する話が出ています。
ここで、たつまきを「竜巻」ではなく「龍巻」と表記しています。
「砂漠の龍巻というものにも、私は今度の旅行で初めてお目にかかった。(中略) あれは龍彦(筆者)に敬意を表するために、砂漠のドラゴンの子供が踊って見せたものだったかも知れない」
著者の頭の中では「龍彦」と「龍巻」の「龍」が同じだというイメージが強くあったのだと思いますが、もしも「竜巻」と書いていたら、それほど連想は強かったでしょうか。
同じドラゴンを表す文字なので、「達彦」と「竜巻」ほどは弱くないでしょうが、「龍彦/龍巻」よりはきっと弱かったと思います。
私などは「龍巻」という文字に馴染みがなかったことから、「カッパ巻き」のようなお寿司の一種かと思ってしまいました。
そう言えば海外では「ドラゴンロール」というお寿司がありますね。
[ドラゴンロール]
海苔を中に、ご飯を外に巻いたインサイドアウトのロールス。薄切りのアボカドを並べて巻き込んだ模様が、龍の鱗のように見えることからついた名前。カニの身の他、えびや穴子、うなぎの白焼きなどお好みで。
多読 次の一冊
木曜に「1984」を読み終わり、伊英と来たので次はフランス語だと手にしたのは先日購入した「Le Cid」
大学時代にMusset の劇作を読んでいたし、会話が中心だから読みやすいと思って購入したのですが。。。
前書きの文章はわりとスラスラ読めて、「英->仏の切り替えはうまく行くようだ」と思っていたのですが、本文に入った瞬間、固まってしまいました。
・1637年に発表された作品で、もはや使われていない古い表現が多い。(脚注があるものの、スピードは落ちる)
・セリフが全て韻文 (これ自体は悪いことではないのかも知れませんが、ルールに従うために表現や単語に無理が出ているのではと気になります。自然なフランス語を学ぼうとするときにやや問題ありか)
ということで、おとなしくギブアップ。
家に放置されているサンテグジュペリでも読むこととしましょう。
仕方なくてカバンに入れていた「英語は絶対勉強するな 2」を読みました。
その1も面白かったですけれど、この2も面白かったです。
(1を読んだのがかなり昔なので、ひょっとしたら重複も多いのかも知れませんが)
今、SSS方式の多読に興味を持っているのですが、そこでは多読から多聴へと移っていきます。
「英語は絶対。。(「英絶」と略す)」においては、多聴から始めます。
その第一段階は、SSS多聴の「子供シャドーイング」と同じようなものです。
その後の展開は大きく違います。
英絶のステップは
1.完全に(音として)聞き取る。意味は考えない。
2.完全に書き取る。音読する
3.上の2で分からなかった部分を英英辞典で引く。その内容を書き写す。書き写した内容を音読する
5.英字新聞の短い記事を、音読->暗唱。分からない単語は上記3
その1を読んだときにも思いましたが、非常に効率的な学習法ですが、強い意志が必要だろうということです。
同じ材料を何回も繰り返すより、次から次へと移っていった方が楽しいですから。
そうであっても、極めて有効な方法だと思います。
今日の中国語 「加油」
来週からいよいよ中間決算ですが、決算が始まる前から疲れていて、今日は長い昼寝をしていました。
勢いが無くなってきていることを running out of gas と言うことがあります。
(I'm running out of gas.)
「ガス欠だ」と言うようなものですが、これってまだ日本語で使います?
ちなみに中国語で「頑張れ」というのを、「加油」と言うらしいのですが、"running out of gas" に対応していて面白いと思いました。
最近甘い物を食べていないので元気がないのかも知れません。
明日、近所にケーキ屋がオープンするので、ダッシュしてきます。
舛添要一の6カ国語勉強法
ブックオフで105円で購入。
なかなか面白いです。ブックオフで買いましょう。
とにかく毎日フランス語に触れていようとした著者は、パスカルのパンセを寝る前に読んでいたそうです。(46ページ)
一つ一つが短いし、有名な作品なので日本語訳もあるし。
クレオパトラの鼻について、仏、英で書かれていました。
Le nez de Cléopâtre: s'il eût été plus court, toute la face de la terre aurait changé.
If Cleopatra's nose had been shorter, the whole history of the world would have been different.
フランス語の方で、face という言葉が使われている面白さが、英語では失われてしまったように思います。