Marc Levy 読んでます
Marc Levy 読んでます
Marc Levy の、「Et Si C'Etait Vrai... 」を読んでいます。
上手く表現できませんが、流れるような文章です。
高級車に乗って高速を走っているような。(そんな経験はないのですが)
音も振動もない中、流れていくような。
英語版も日本語版もあります。(20カ国語に訳されたそうです)
2000年の本なので、ひょっとしてもう映画になっていたりして。。(映画を見ない私にはわからない)
すごいスピードで読んでいるのですが、そもそもの多読の目的の、「豊かな語彙、表現の獲得」という方向からややずれているのではないかと立ち止まりました。
ビジネスでも、日常会話でも、相手の言っていることを理解するのに一生懸命になると、そこでどのような表現が使われているかなどは記憶に残らないのではないでしょうか。(少なくとも意識の上では残っていません。無意識の上に蓄積されていくという事なのかも知れませんが)
かつてロンドンで仕事をしていた頃は、多少英語に余裕が出てきてからですが、英人と話をするときに、相手の意味を取りつつも、良い表現を覚えようというアンテナも同時に張っていました。
そうやって会話表現を豊かにしていきました。
多読する中でもそのような意識をしていないと、結局「あぁ、面白かった」で終わってしまうような気もするのですが、どうなのでしょう。
何百回、何千回と同じ表現を目にすることで身につくということであれば、莫大な量の読書が必要になるような気もします。
今月の「生寅の会」には多読をやっていらっしゃる方も参加されるので、その辺りも聞いてみたいと思っています。