語楽カフェ

趣味としての外国語学習

2005-09-27

An Inspector Calls

An Inspector Calls (Penguin Modern Classics)Penguin Books Ltd

「An Inspector Calls」を読みました。

12月にうけるケンブリッジ英検(CPE)の課題図書の一つに入っていたので読んだのですが、

面白いっ !

行きの電車とお昼休みとで一気に読んでしまいました。

邦訳は出ていないのでしょうかねぇ。

始業時間前のトイレの個室でも読んだのですが、足がしびれてふらふらしながら出てきたのは恥ずかしかったです。

スピードは1ページ2分くらいでしょうか。

会話中心の劇作品だという割には遅い感じがします。

日本語だと2ページ1分くらいです。

速読やらねば。

堂々とヘタな英語を話しなさい―「英語が話せない」は思い込み

堂々とヘタな英語を話しなさい―「英語が話せない」は思い込みかんき出版

を読みました。

ブックオフで105円で買いましたが、その価値もないでしょう。

英語ができる人でも話さない/話せないひとがいるのは、心構えの問題。

間違えることを気にせずに堂々と話しなさい。

ということが書かれています。

確かに英会話学校でも、関西では生徒がみな積極的に話すのに、関東ではおとなしいらしいですから、会話に参加する意気込みの違いが、その後の上達のスピードに響いてくるというのは事実でしょうが、一冊使って言わなくても....

著者は弁護士英語を使って仕事をしているらしいのですが、私は彼には仕事を頼まないでしょう。

「相手の言葉の半分も聞き取ることができれば、十分理解できる」なんて、危なくてしょうがない。

単語 2

ピッタリ来る訳が必ずしも辞書に出ているわけではありません。

それなのに、外国語日本語が単語レベルで一対一の対応をしているという勘違いをしがちです。

義務教育での英語試験が、単語レベルでの和訳・英訳を強要していることによるものもあるでしょう。

最近読んでいるのが、「「学校英語」ではわからない英語の常識」 (松永大介著)講談社+α文庫です。

ブックオフで105円で買った本ですが、これはなかなか面白いです。

日本人ありがちな思いこみの意味づけを訂正してくれます。

お薦めです。