2006-03-06
「英語と運命―つきあい続けて日が暮れて」中津 燎子著 三五館
「英語と運命―つきあい続けて日が暮れて」を読み終えました。412ページを一気に一日で。
彼女の本は、「なんで英語やるの」(文春文庫)、「再びなんで英語やるの」(文春文庫)、「母国考」(情報センター出版局)を読んでいました。
語学学習のヒントを求めて私には珍しくブックオフでなく新品で買ったのですが、特に目新しいものはありませんでしたが、次の部分は良かったです。
身につけるべき「コミュニケーションの基本点十カ条」(335ページ)
「異文化お互い様リスト」と「異文化間摩擦の発生について」(348ページ)
「第16章 理想の英語学習プラン」(383ページ以降。ただし、これは小学校レベルでの教育であり、かつ、世の中で言われているような単純な早教育導入ではない)
著者の運営していた未来塾は、健康上の問題から閉鎖になったのですが、そこで学んだ人たちが東京で未来塾を運営されています。
今度の土曜日に体験レッスンを受けるのですが、とても楽しみです。
厳冬の津軽海峡 大間マグロ漁感動体験記
昨日の午後、ボンヤリとテレビを見ていたら、日本テレビで「厳冬の津軽海峡 大間マグロ漁感動体験記」をやっていました。
津軽海峡 大間の一本釣り本マグロは非常に評価が高いものだそうですが、そんなにしょっちゅう釣れるものではありません。
番組に出てきた長老漁師は、その日マグロが釣れないとなると、急遽ブリ漁に切り替えるのでした。
最近通訳ガイドについて考えることが多かったのですが、語学力一本で生きていくのは、よほどの実力者でなければ難しいようです。
通訳ガイドであっても、普通の通訳や翻訳も行い、あるいは、2番目、3番目の外国語という武器を持っていないと苦しいですね。
と言うことで当分サラリーマンの私。
大学で学んだこと
久しぶりに母校に行きました。卒業証明書の申請に。
卒業してから大学に行ったのは卒業証明をもらいに行くときだけ。今回が3回目。
大学の前の通りはかなり開発が進んだものの、いくつかは見慣れた店がありました。
そもそも大学であまり勉強していなかった私は、大学で遊んでいたわけでもありませんでした。
大学の前の通りの店も、ゲームセンターくらいしか覚えていません。
図書館も片手で足りるほどしか入っていないし、大学の敷地のどこに何があるかもほとんど分かっていませんでしたし、当然何も覚えていません。
文学部でなく法学部や経済学部を選んでいたら人生が変わったかと考えると、あんなに魅力的な講師と講義があった文学部で勉強しなかった私は、きっとどの学部でも勉強しなかったでしょう。
であれば、外国語だけでも身につけたのは良かったのでしょう。(と言いつつ、英語は大学入試の勉強から発展していませんでしたし、フランス語の基礎を身につけたくらいですが)
卒論が義務づけられていて書いたのですが、中学生の読書感想文に毛が生えたようなもので、とても論文などと呼べるようなものではありませんでした。
と言いつつも、三森ゆりか著「外国語を身につけるための日本語レッスン」や、中津燎子さんではありませんが、調べ物をする、論理的に考える、書く、などと言った訓練を積んでいない日本人には、いきなり論文は難しいですなどと開き直ってみたい気もします。
未だに大学の試験に遅刻する夢を見る私には、大学で遊んでしまった後悔が強く残っています。
定年になったらもう一度学生になってみたい気もします。