語楽カフェ

趣味としての外国語学習

2006-05-14

私には時間がない

あちらこちらで話題になっていた本、「快読100万語!ペーパーバックへの道」を読み始めました。

感想は後ほど。

それにしてもついに44歳になり、残りの人生30年とすると、あと1万日くらいしか生きられないことになります。

外国語学習法の本も、こんなにたくさん読んでくると、新しく本を読んだときの発見確率はどんどん減ってきます。(収穫逓減の法則)

どれを読んでも似たような内容で「これもどこかで読んだぞ」という感じを持つのです。

本との出会いも、ブックオフや、新刊に限定すると、新しいものに巡り会う可能性も低いです。

(それもあって、最近心理学や他の分野にも手を広げつつあるのですが)

「これは風変わりな学習法です」というものをご存じの方、ご連絡ください。

NOVAの前期、最終赤字30億7000万円・無配に転落

 語学教室大手のNOVAは12日、2006年3月期の連結最終損益が30億7000万円の赤字(前の期は2億円の黒字)になったと発表した。従来予想は2億5000万円の黒字だった。急速な店舗拡大で自社店舗間の競合があったほか、経費がかさんだことが響いた。無配(同10円)に転落する。

 売上高は従来予想を約56億円下回り、前の期比7%減の698億円だった。経常損益は14億7000万円の赤字(同9億2000万円の黒字)。営業エリアが重複している店舗の統合などで特別損失を約3億円計上した。

(nikkeinet の記事からの引用。)

Nova自身の発表こちらのpdf ファイル

業界全体の伸びが頭打ちの中で、これまでNovaだけが他社のシェアを奪う形で伸びてきたのですが、今回はNovaの伸びにも翳り出たようです。

自社店舗間の競合があったとしても、全体では売り上げは落ちないでしょうから、売り上げが落ちたと言うことは、他社に生徒を奪われたと言うことでしょう。

私はこれまでも英会話学校には批判的でありましたが、最近は「人それぞれに英語との関わり合い方があり、英会話学校との関わり方もあって良いのではないか」と思い始めています。

英会話を学んでいるという自分にうっとりする、英会話学校出会いを求めるという関わり方もあるでしょう。

「とりあえず度胸がついて、簡単な内容の話ができるようにする」というのが狙いであれば、英会話学校は良いのかもしれません。(独学でも十分だとも思いますが)

しかしながら、それ以上に上達するには不十分な学校・講師が多いこと、授業以上に自分で勉強する割合が多くなることを生徒側は理解しておく必要があるでしょう。