語楽カフェ

趣味としての外国語学習

2006-10-22

メンター制度 (更新)

うちの会社にも、(『うちの会社』というところが日本人だという論もありますが)、メンター制度というのが何年か前にできました。

外国企業では珍しくない制度なのでしょうが、私は経験が無くてコメントができないのが悔しいのですけれど、

新卒新入社員一人一人に、新卒入社して三、四年目の先輩をメンターとして指名する」

という制度が本来の「メンター」のあり方かどうか、ちょっと??です。

新入社員だけでなく、全ての社員にとってメンターが必要なのではないか

新卒入社して三、四年目の先輩は先輩としては良いだろうが、人生にかかわる大きな相談をするには若すぎるのではないか

・「メンター」というのは、ひょっとして、イタリア語の「menta - ハッカ」で、若い人たち仕事の後にミント味のアイスクリームを定期的に食べに行くという制度なのではないか

・「メンター」というのは、ひょっとして、フランス語の「menteur - 嘘つき」で、新入社員洗脳して会社人間に作り替えようという恐ろしい制度なのではないか

・自分の夢(mon songe)を語っているつもりで、結果的に一年生に嘘(mensonge)をついていることにはならないか。

などなど、私の頭はグルグルと回っています。

こんな悩みに答えてくれるメンターが私も欲しい。。

(注) ミント味は、アイスチョコも嫌いです

読了 Stupeur et tremblements

読み終わりました。

会社の行き帰り二往復半。

面白かったです。クックックッと笑いを堪えていました。

次は Marc Levy の、「Et si c'?tait vrai...」

Stupeur Et Tremblements

Stupeur Et Tremblements

印象に残った表現

Le Japon est le pays où le taux de suicide est le plus élevé, comme chacun sait. Pur ma part, ce qui m’étonne, c’est que le suicide n’y soit pas plus fréquent. 163ページ

Ce constat me rappela le mot d’André Maurois : « Ne dites pas trop mal de vous-même : on vous croirait. » 181ページ

8月下旬の多読開始以降+今年前半に読んだダヴィンチコードを合わせての、年初来の語数

英語 246,000

伊語 226,000

仏語 229,000

モスバーガーにて

一人でモスバーガーで食事をしておりました。

お客さんと店員さんの会話

客「フィッシュバーガー 一つ」

係「おさかなフィッシュバーガーですね」

ん??

さかなフィッシュバーガー

さかなじゃないフィッシュバーガーもあるのかしらん?

鶏肉のフィッシュバーガーでも頼んでみようかしらん?

そもそもカタカナ用語が全て英語だと思うところに危険があります。

洋書コーナー」と言いながら英語の本しか置いていない本屋にも困ったものです。

フランス語に fichu (フィシュ)という単語があります。

形容詞意味は「ダメになった」とか「嫌な、ひどい」とか。

ダメになったバーガーではなく、おさかなフィッシュバーガーですね」ということだったのなら、正解です。

フランスフィッシュバーガーを頼むときは気をつけましょう。

と考えている間に、お客さんは飲物の注文に移っていました。

客「アイスコーヒー ひとつ」

係「サイズが、S/M/L とありますが、いかがなさいますか?」

SもMもL も、「エ」の音で始まり、英語であれば、それぞれ子音で終わるので、聞き間違いが多いのではないかと思いました。

英語に毒されていなければ、「esu / emu / elu 」としっかり発音するのでしょうけれど、そうじゃなければ最後の母音が落ちてしまうような気がします。

英米では、small/medium/large とフルに言います。

日本語のカナにおいて、一つの文字に対して母音と子音の二つが裏に隠れていることから、そのうちの母音が脱落する/脱落していることに、我々は気が付かないのでしょう。

そのような音変化が日本語を学ぶ外国人にとっては難しいのです。

「S サイズ」と発音するときなど、「esu saizu」と言うより、「es saizu」と言った方が楽です。