2007-02-24
オラクル
先日の生寅の会にご参加いただいた方で、オラクルにお勤めの方がいらっしゃいました。
「オラクル」? 「オラぁ来る」? 「オラぁ行く」じゃないの?
いえいえ。
英語で I am coming. とか、イタリア語で Vengo とか言うように、外国語では目的地から見て「私は来る」という表現を使うことがあります。
よって、「オラぁ来る」で正解なのです。
コーリング(天職)
久しぶりに電話が来たので、のこのこと出て行きました。
何度かメールをもらっていたエージェントでしたが、彼等は何処から私の情報を得たのでしょう。
最初の担当の女性はハンガリー人。英語で話しましたがフランス語も出来るそうです。
ハンガリー人にはマルチリンガルの人が多いですよねと言うと、『誰もハンガリー語を話してくれないから』との答え。
ピーター・フランケルは知らなかったみたいですが、ロンブ・カトーは知っていました。
私のフランス語を試そうとしていたのかも知れません。
こう言う時は、発音が良いと外国語が出来ると勘違いされるケースがかなりあると思います。
発音褒められました。
証券会社の経理をやっていると、何ごとも時価評価なのですけれど、自分の価値も時価評価しようと、時々エージェントと話をします。
自分が変わっていなくても市場が変わることで価値が変わりますし。
外国語能力の市場価値も同じでしょう。
これからはアラビア語が良いかも知れません。
外国語を使う「権利」
2/20の日経のスポーツ欄に、蓮見重彦さんがコラムを書いていました。
大リーグの入団会見で日本人選手が英語のスピーチをするのを見て、『英語を使うのは義務ではなく権利である』というようなことを書いていました。
やや意味の取りにくい文章だったので、また今度読み直したいと思います。
義務教育と言うのも、義務である一方で権利です。
子熊に獲物の取り方を教えるのは親熊の義務ですが、これから生きていかなければならない子熊にとっては、それを学ぶことは権利として守らねばなりません。
読み書きソロバンは働いて行くのに必要です。
果たして英語はどうでしょう。
国際化が進む現代においては、英語を学ぶことは権利として主張すべき技能となったのではないでしょうか。
義務としてではなく権利としてアプローチするならば、もっと積極的に取り組めるような気がします。